Food

梅雨明け直後の激暑…グッタリな人はこの野菜を食べて!

2種類の食物繊維が腸内環境を整えてくれる「ゴボウ」

中国やヨーロッパといった原産地では薬であり、日本に入ってきた頃は漢方薬として伝わってきたゴボウ。江戸時代には常食されるほどになりました。

このゴボウには不溶性と水溶性の2 種類の食物繊維が含まれています。水に溶けるイヌリンは血糖値の上昇を抑えて生活習慣病を予防し、水に溶けないリグニンは腸内環境を整えて便秘を解消し、動脈硬化の予防に役立ちます。

ゴボウの皮付近にはアンチエイジングに有効なポリフェノールが含まれています。この皮付近に旨味と栄養素が含まれているので泥つきのものはタワシでこするか、包丁で軽く削り皮を残しつつ調理しましょう。また、ポリフェノールが流出してしまうので、アク抜き時に長時間水にさらすのは避けましょう。

購入する際に気を配りたいのは、ゴボウは乾燥に弱いので、泥がついているものの方が鮮度が高く風味も良いという点です。泥つきのものは、湿った新聞紙に包んで乾燥するのを防いでから冷暗所で保存するのがおすすめです。長期間保存する場合は土に埋めてもOK。洗いゴボウはラップで包むかポリ袋に入れるなどして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

「サトイモ」のぬめり成分・ムチンが胃の粘膜を保護して胃腸を元気に

サトイモは、胃腸の健康維持だけでなく、疲労回復にも役立ってくれます。サトイモの独特のぬめりは、たんぱく質と炭水化物が結合して生成されるムチンによるもの。このムチンが胃腸の粘膜を保護することで胃腸を元気にして、さらに肝臓の機能を強化する働きがあります。

同じくぬめり成分であるガラクタンは、ガンのリスクを軽減させてくれます。コレステロールの上昇を抑制するガラクタンと一緒に、血管を丈夫にする働きがあるというたんぱく質を摂取すれば、動脈硬化の予防も期待できます。イモ類のなかでカリウムが特に豊富なのもサトイモの特徴で、余分なナトリウムを排出して高血圧を予防してくれます。

スーパーマーケットでの購入時は、こぶやカビがなく、泥つきで表面が湿っているものを選ぶと良いでしょう。乾燥と寒さに弱い性質を持つので、購入したら泥を残したまま濡らした新聞紙に包み冷暗所で保存しましょう。冷蔵庫に入れると低温障害を起こして傷みやすくなるので避け、表面の泥は食べる直前に落としましょう。

もし調理時にぬめりを落としたいときは、表面を軽く塩でもみ、水から煮込むと良いでしょう。

 

出典:『色と食材の食事術』、監修/星野春香(管理栄養士)
ライター:YOLO編集部

RECOMMEND