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常備野菜で薬膳効果!体の芯から温まる冬のレシピ

2020/03/17

薬膳って何?

ちょっと難しいイメージのある薬膳ですが、どんなものなのかご存知でしょうか?薬膳とは、さまざまな薬効を持った食材と生薬を使うもので、中医学理論に基づいて調理される料理のこと。実はショウガやネギなど、身近な食材も立派な生薬なんですよ。

薬膳の考え方の基本は、陰陽論と五行説です。すべてのものには陰と陽があり、その対立と調和で成り立っているとするのが陰陽論。木、火、土、金、水の五つの要素を万物の中に見出すのが五行説です。さらに、この五行に対する五味(酸、苦、甘、辛、鹹[かん](塩))、五性(寒、涼、平、温、熱)を考慮して調理することが重要とされています。五味には対応する五つの臓器があり、その調味に対応する臓器の働きを高めることができると言います。

薬膳的食材のアレンジ方法

例えば冬の食材、ダイコン。火を通すことで、体を冷やさない冬の食べ方になります。簡単に作れる大根もちにアレンジしてみましょう。

◇大根もち

【材料】
流し箱…15×13cm 1台分
ダイコン…400g

A:
小麦粉(中力粉) …100g
リブレフラワー…100g
白玉粉…30g

キクラゲ…10g(水で戻す)
グルテンミート…50g
干し貝柱…大2個
連子[れいじゅ](乾燥したハスの実)…40g(戻してゆでたもの100g)

B:
塩・コショウ・酒…各適量

ごま油…少々
たれ…からし醤油、または酢醤油

【作り方】
1:グルテンミートは粗くみじんに刻む。干し貝柱は、一昼夜、水に浸して軟らかく戻し、細かく裂いておく。

2:キクラゲは硬い石づきを除き、細かく千切りにする。

3:ボールにすり下ろしたダイコン、キクラゲ、グルテンミート、貝柱、連子を入れ混ぜ合わせておき、Aの粉類を順に振り入れ、こねないように混ぜ合わせる。Bで調味しておく。

4:流し箱にごま油(分量外)を塗り、3を隙間なく詰めて、表面を平らにする。蒸気の上がった蒸し器で30分程度蒸す(水滴が落ちないようにフタに乾いたふきんをかぶせる)。

5:火を止めたら蒸し器から取り出し、粗熱が取れるまで自然に放置して冷ます。

6:十分に冷めたら16枚に切り、ごま油を敷いた熱いフライパンで両面をキツネ色になるまで焼く(焼かなくてもいいが、焼いたほうが香ばしい)。

7:好みのたれをつけていただく。

手間は少しかかりますが、その分体も心も喜びますよ。小腹が空いた時のヘルシースナックとしてもオススメです。

ライター:幸雅子
出典:『ヨガと食事をもっと楽しむ』/「ヨギー&ヨギーニのための 旬をいただく四つの方法」
監修:加藤ゐくこ/アナウンサーを経て、料理研究家の道に入る。森下フードコンサルタント、桜沢流普茶料理師範、薬膳コーディネーター、国際中医薬膳指導師など多彩な資格を持つ。クッキングスタジオ『Family62』主宰、ベジフル中医薬膳塾共催、リマクッキングスクールゲスト講師、レストランメニュー開発、商品開発コンサルタントなど多方面で活躍中。

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