Food

赤身肉を食べれば、どんどん脂肪を燃やせる!?

2018/10/30

脂肪酸はミトコンドリア内で燃える

L-カルニチンはアミノ酸の一種で、肉エキスより発見された成分です。今、このL-カルニチンが脚光を浴びています。その理由は、高い体脂肪燃焼効果にあります。ここで、L-カルニチンが体脂肪を燃焼させる仕組みをご紹介しましょう。

体脂肪が消費される時には、まずはリパーゼという酵素によって、脂肪酸とグリセリンに分解される必要があります。そして、脂肪酸が体内のエネルギーを作り出す場所である、ミトコンドリアに取り込まれて、エネルギーへと変わっていきます。ミトコンドリアで脂肪酸が消費される量が多いほど、体脂肪は減らせるという仕組みです。

L-カルニチンがミトコンドリア内で活躍!

ただし、ここで難題が…。脂肪酸は単独ではミトコンドリア内に入ることができません。体脂肪がなかなか減らせないのは、これが原因の一つなのです。つまり、体脂肪を燃やすには、サポート役となる成分が必要となるのです。

そして、この難題をクリアしてくれるのが、L-カルニチンです。L-カルニチンは、脂肪酸と結びついて、ミトコンドリア内に取り込まれるようにすることで、体脂肪をエネルギーとして消費するサポートをしてくれるのです。

赤身肉にはL-カルニチンがたっぷり!

では、L-カルニチンはどんな食品に多く含まれているのでしょうか?先ほども紹介したように、もともと肉エキスから発見された成分なので、肉に最も多く含まれています。特に羊肉に多く、他にも牛肉、さらには馬肉、鹿肉のようなジビエに多く含まれています。ただし、脂肪ではなく赤身の部分に含まれている成分なので、L-カルニチンを摂取する目的で肉を食べるなら、赤身の多い肉を選ぶことが必要です。

一般的に、日本人は1日あたり75㎎ほどL-カルニチンを食事から摂取していて、体内で合成される量は、その半分程度と言われています。ただし、歳を取るにつれてカルニチンの合成能力は減退。30歳すぎくらいからは、L-カルニチンを食品と並行してサプリメントなどから摂取し始めてもいいかもしれません。

L-カルニチンを上手に取り入れて、どんどん脂肪を燃やしましょう。

ライター:楠田圭子
出展:『桑原塾 コンディショニングガイド』
監修:桑原弘樹/桑原塾 主宰。NESTA JAPAN(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部)のPDA(プログラム ディベロップメント アドバイザー)。これまで100以上のトップアスリートのコンディショニングサポートを行ってきた、ボディメイクのスペシャリスト。

続きを読む

RECOMMEND

FEATURE