Food

女性ホルモンのサポーター「イソフラボン」を摂っても効果がない人もいるって、ホント?

2018/12/23

女性ホルモンに似た働きをする、イソフラボン

ガリガリゴツゴツとした体はイヤ!目指すのは、プリッと丸いヒップ、バスト! というYOLO女子なら、女性ホルモンの強化は必須。女性ホルモンといえば…イソフラボン!と思い浮かぶ人も多いでしょう。もちろん、それは正解!大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることが確認されています。ところが、イソフラボンの効果は、どうやらそんなに都合よく得られるものではないようなのです…。

イソフラボンは、エストロゲンの過不足を調整してくれる

イソフラボンは、大豆食品に含まれているフラボノイドの一種。体内で女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをします。エストロゲンと言えば、分泌量のバランスが崩れると肌荒れなどを起こすなど、トラブルの原因になることがあります。

でも、ご安心を。イソフラボンはエストロゲンに似た作用をもっていてエストロゲンの代わりの役割を果たすと考えられる一方で、エストロゲンの働きを弱める、抗エストロゲン作用も持っているのです!

ちなみに、乳がんなどのホルモン依存性のがんでは、イソフラボンが過剰なホルモンの害を抑える働きをすることもわかってきたそうです。つまり、イソフラボンはホルモンの過不足を調整してくれるわけです。女性にとってはとてもうれしい機能ですね!

イソフラボンは、エストロゲンの過不足を調整してくれる

天然成分ならではの優れた機能を持つイソフラボンですが、実は、誰にでも効果が出るワケではないということがわかってきました。イソフラボンを摂っても、効果が出る、出ないの差は、体内に入ったイソフラボンを「エクオール」という物質に変換できるかどうかにあります。エクオールは女性ホルモンのエストロゲンによく似た構造を持つ物質で、エストロゲン同様の働きを持っていますが、体内でエクオールを作れるのは、日本人のうち約二人に一人。若い世代では、さらにその割合が低く20~30%とも言われています。

イソフラボンをエクオールに変換できるかどうかは、腸内にエクオール産生菌があるかどうかによって決まります。エクオール産生菌の有無は検査をしないとわかりませんが、生活習慣によって大きく左右されることがわかっています。睡眠を十分取っている、食物繊維を積極的に摂っている、毎日運動している、そして大豆食品をこまめに食べている人は、エクオールの産生力が高いようです。若い世代がエクオール産生力が低いのは、大豆食品を摂る習慣が少ない傾向があるせいかもしれません。

つまり、イソフラボンの効果を無駄なく活用できる体になるためには、大豆食品をこまめに取り入れることが大切!というわけです。

【イソフラボン習慣を身に付ける 大豆レシピ】

大豆と豆乳の味噌スープ

【材料】(1人分)

蒸し大豆…50g

豆乳…200ml

水…100ml

和風ダシの素…小さじ1/2

味噌…小さじ1と1/2

万能ネギ…適量

【作り方】

1:小鍋に水、豆乳、ダシの素を加えて火にかけ、沸騰直前で味噌を溶き入れ、蒸し大豆を加える。

2:器に盛り、小口切りにした万能ネギを散らす。

豆乳はイソフラボンが多い成分無調整を使いましょう。大豆は水煮より蒸したタイプがオススメ。缶詰めではなくパック入りの商品が多いのでチェックしてみて下さい。大豆は食物繊維も多いので、腸内環境を改善し、エクオール産生菌を増やすのをサポートしてくれて一石二鳥! ちなみに、エクオールはサプリメントで摂ることも可能。気になる人はチェックしてみてはいかが?

撮影:野口祐一
ライター:藤岡操(栄養士)/編集者、フードコーディネーター、栄養士。雑誌、書籍、広告で、ダイエット、健康関係の企画、レシピ開発をするの他、暮らしにまつわる企画を担当。さいたま市浦和在住。

続きを読む

RECOMMEND

FEATURE