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心と体を強くする自律神経ケアで“脱!虚弱体質”

2018/12/27

食べることは冷え退治の第一歩!

よく風邪をひくし、疲れやすいし。私って虚弱体質かも…と思っている人、その原因はもしかしたら自律神経の乱れにあるかも!?自律神経は、体のリズム、環境、ストレスなどの影響を受けてバランスが崩れます。特にストレスは、気づかないうちに自律神経を乱れさせていることが珍しくありません。

自律神経は、体を活動モードに導く「交感神経」と、体を休息モードに導く「副交感神経」があり、ストレスがたまると交感神経優位の状態が続きます。緊張状態に陥った体は血管を収縮させ、白血球の一種である顆粒球を過剰に増やし、免疫力がダウン…。逆にストレスがないリラックス状態では、副交感神経が優位となり、血流が促進。免疫力を担うリンパ球が増えて免疫力が向上します。

このように、交感神経と副交感神経は、ストレスに振り回されながら、必死に免疫をつかさどっています。風邪を引きやすく、疲れやすい、虚弱体質かも…と感じている人は、この二つの自律神経が乱れている可能性大!ストレス対策が先決です。

自律神経を整える三つの基本

ストレスから体を守り、自律神経を整えために必要なのは「規則正しい睡眠、休息、食事」です。朝はできるだけ同じ時間に起きるよう心がけ、体のリズムが狂わないようにすること。忙しくてもこまめに休息を取る、できるだけ規則正しい時間に食事を摂るのが基本です。

食事では、神経の働きを助ける栄養素を含む食材も強化しましょう。よく噛みんで、楽しく食事を摂ることも効果的です。

自律神経を乱す不眠も大敵。夜間に強い光を浴びたり、タンパク質が不足すると「睡眠ホルモン」の分泌が低下し不眠を招きやすくなります。朝食で卵や乳製品、大豆食品を摂ることで、夜の「睡眠ホルモン」の量が確保されやすくなるので、不眠気味の人は、朝食にタンパク源をプラスすることからスタートしましょう。

【自律神経を整える朝レシピ】

卵とエノキのショウガスープご飯

【材料】(1人分)

ご飯…茶碗1杯

卵…1個

エノキダケ…1/4株 

スプラウト、ごま… 各適量 

ダシ汁…300ml

醤油…小さじ1/2 

おろしショウガ… 1片分

【作り方】

 1:エノキダケは長さ2cmほどに、スプラウトは刻む。

 2:鍋にAを入れて火にかけ、沸騰したら1、溶きほぐした卵を加えてサッと煮る。

 3:器にご飯を盛り、2をかけ、スプラウト、ごまを散らす。

POINT!

ダシ汁には リラックス作用も

ショウガの辛味成分が血流を促進、卵のタンパク質は内臓を活性化し、熱を生み出すのをサポート。だし汁には体を温めてリラックスさせる働きもあります。

【自律神経を整える夜レシピ】

カツオのごま漬け丼

【材料】(1人分)

ご飯…茶碗1杯

カツオのタタキ…80g

タマネギ…1/8個

赤ピーマン…1/4個

大葉…2枚

A  醤油…小さじ2

みりん…小さじ1

おろしショウガ…1片分

すりごま…小さじ2

【作り方】

1:カツオのタタキは食べやすい大きさに切り、Aに漬けて5~10分ほど置く。タマネギ、赤ピ-マンはスライスする。

2:器にご飯を盛り、タマネギ、赤ピーマン、大葉を敷き、1のカツオをのせる。

POINT!

ビタミンB群で 神経細胞をケア

カツオのビタミンB12、 B6 は細胞の新生に不可欠。イライラ対策、免疫細胞活性化にも有効です。赤ピーマンのビタミンCは抗ストレスホルモンの生成に欠かせません。体内に蓄えられないので、こまめに摂りましょう。

いくらトレーニングに励んでも、ストレスが積み重なっていると、気づかないうちに自律神経を乱し、免疫力を低下させ、体を虚弱にしてしまいます。日々の食事と睡眠、休息こそ、虚弱体質卒業の第一歩。頑張り屋さんほど、神経が張り詰めてしまいがちなので、毎日リラックスできる時間を作ることを、心がけましょう。

出典:『免疫力アップの自重筋トレ

ライター:藤岡操(栄養士)/編集者、フードコーディネーター、栄養士。雑誌、書籍、広告で、ダイエット、健康関係の企画、レシピ開発をするの他、暮らしにまつわる企画を担当。さいたま市浦和在住。

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