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朗報!糖質制限中は「脂肪分」を食べたほうがいい理由

糖質制限中の運動に“脂”がいいって本当!?

カーボローディングという言葉をご存知ですか?スポーツ選手やアスリートがよく行う食事法の一つ。筋肉中に糖質をためて筋持久力をつけようとする食事法。試合前など長時間のパフォーマンスを引き出すためには、約1週間前から4日ほど前まで、米や麺類などを多く食べ、体内に十分なエネルギー源(グリコーゲン)を蓄えるという方法。

糖質は運動で使用されるのはもちろん、脳の唯一のエネルギー源でもあるため、運動中のエネルギーが枯渇しまわないようにするのです。

トレ女にとって、トレーニングを続けられる体力を維持するのは課題の一つ。とはいえ、アスリートのように糖質をがっつり摂るなんて、怖くてできない!!

では、糖質がないと持久力を得ることは難しいのでしょうか?答えはNO!糖質制限食でも、エネルギーをきちんと摂取していれば、持久力をアップすることができます。そのキーになるのが脂質(ファット)です。

3大栄養素のバランスを調整すればクリア

ここでおさらいをしておきましょう。

脂質とは、タンパク質、糖質と並ぶ3大栄養素。食品では主に油脂類、つまり油モノに多く含まれています。最もエネルギー量が高いがゆえにダイエット中には避けるべきと思いきや…。糖質を制限し、上質な脂質を取り入れることで、エネルギーをして脂肪を燃やすことができるのです!

糖質制限をするだけではパフォーマンスは上がらないのですが、脂肪の摂取で持久力を高め、タンパク質を積極的にとることで筋肉がつけば、糖質は控えめにしても健康な体が維持できるのです。

糖質は摂取してから2時間もすると、またお腹が空いてしまいますが、脂質やタンパク質は摂取すると満腹中枢を刺激する物質が出て、空腹感を長く抑制できる効果もあります。ダイエットにもトレーニングを継続するためにもいい脂質は、トレ女の強い味方になってくれるはず!

「質のいい脂」であることが重要

油であれば何でもいいかというと、そういうわけでないので要注意。マーガリンなどのトランス脂肪酸はもちろんNGだし、植物油は酸化しやすい性質があります。グラスフェッドのバターやギー、エクストラバージンオイルや、グレープシードオイル、太白ゴマ油などが有力です。

一時大流行した「完全無欠コーヒー」でのダイエット法をご存知でしょうか?朝のコーヒーにグラスファッドバターを驚くほど大量に入れる代わりに、糖質はゼロに。昼と夜も、糖質ほぼゼロにするというもの。脂肪は太るというイメージにもかかわらず、脂肪の選び方でなお痩せたというから話題になるのも当然。ファットアダプテーションの「考え方」を取り入れた実践編ともいえそうです。

ただ単に糖質制限するとパワーが出ないのは当たり前。質のいい脂肪を味方につけて、ヘルシーにパワフルにボディメイクを楽しみましょう。

出典:『ヨガと食事』/「糖質を上手にコントロールする方法を知りたい」
監修:山田悟/北里大学東洋医学総合研究所糖尿病センター長。医学的な視点から糖質の摂り方を提言する。

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