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ヨガの必須アイテム!ヨガマットの選び方完全解説

2019/12/31

そもそもなぜマットが必要なの?

ヨガを始める上での最重要グッズ、ヨガマット。逆に言うと、ヨガマットさえあればどこでもできるのがヨガのいいところです。もちろんバスタオルを敷いてもヨガはできるのですが、バランスポーズや立ちポーズなどを行う場合、安定感や滑りにくさはとても重要な要素です。さらに、ヒザをついたりヒジをついたりするポーズもあるので、骨を守るという意味でも必要なもの。

でも種類が多すぎて、どれにしたらいいのかわからない!というあなたに向けて、徹底解説。これを読めば、自分に必要なヨガマットがわかりますよ。

どんな素材がいいの?

日々進化を遂げるヨガマットは、素材も多様化しています。素材別に特徴とオススメのポイントを解説。

◇PVC(ポリ塩化ビニール)
元祖ヨガマット素材と言えばポリ塩化ビニール。ヨガマットでは一番主流。丈夫で長持ちするのがうれしいポイント。触り心地のバリエーションも豊富にあり、どんなタイプのヨガにも重宝します。主原料は一緒でも配合によって質感は変わるため、価格帯もピンキリ。お手ごろな金額で販売しているものはPVCであることが多いです。

◇EVA(エチレン・ビニール・アセテート)
発泡体の合成樹脂素材。軽量で、弾力性と柔軟性があり、丈夫でちぎれにくい性質。塩素を含まないため、燃やしてもダイオキシンが発生しないエコ素材。水を弾く性質があるので、汗をかいても染み込まずに衛生的に使用できます。PVCよりも匂いが少ないので、敏感な方にオススメ。

◇TPE(サーモ・プラスチック・エラストマー)
天然ゴム並みの高いクッション性とグリップ力を持つTPE。ゴムとプラスチックのいいとこ取りをしている素材です。ただ、熱に弱い性質があるので、直射日光が当たる場所に長時間置かないようにするなどの注意が必要。価格はPVCよりも少し高め。リサイクルが可能で、燃やしてもダイオキシンなどの有害物質が発生しないエコな素材です。

◇麻(ジュート)
別名インド麻とも呼ばれるナチュラル素材で、凸凹した肌触りが人気の素材。表面はジュートでも、裏側は合成樹脂素材を使っていることが多いので、フローリングに敷いても滑りにくいところが魅力。また、ジュート側は水分吸収に優れているので、夏など湿気の多い時期や、手汗などが多い方にはオススメ。逆に冬場など乾燥する時期や、汗をほとんどかかないと言う方には向かないかも。

◇天然ゴム(ナチュラルラバー)
ゴム特有のグリップ力と弾力に優れたゴム素材。重量があるので安定感があり、ヨガマットの素材では最高級。金額は他の素材より高くても、耐久性が高いため一生モノになります。ただ、かなり重さがあるので持ち歩きには不向き。

◇コットン(綿)
圧倒的に地球に優しい素材のコットンは、インドではメジャーなヨガマット素材。汗をかくほどにグリップ力が増すので、運動量の多いヨガをされる方にオススメ。滑るように感じる場合は、スプレーなどで軽く湿らせて使うとGOOD。折り畳むこともできるので、持ち運びにも便利で、丸洗いが可能なのもうれしいポイント。衛生的に使いたい方にはピッタリです。

◇畳(い草)
日本人にとってはなじみの深い、い草でできたヨガマット。昔から使われてきたい草にはメリットがたくさんあります。その一つが、空気の浄化をしてくれる作用があること。ナチュラルで優しい匂いに包まれながらヨガをすると、リラックス効果がアップ。グリップ力においては、他の素材に比べ劣る部分はありますが、動きの少ないリストラティブヨガや瞑想にはオススメ。

サイズにバリエーションはあるの?

マットの長さもさまざまあり、160㎝〜200㎝ほどまで種類があります。基本的には、寝転んだ時に体がはみ出ない大きさ、だいたい自分の身長より10㎝ほど長いものを選ぶようにしましょう。また、大きいものであるほど、当然持ち運ぶのには不向きです。ある程度ヨガを継続して行う方は、自宅用に大きめのものを購入し、持ち歩き用に少し小さめで軽めのものを購入するのもいいですね。

厚み・クッション性は考慮すべき?

厚みもかなりバリエーションがあります。旅行用の1㎜から、ふかふかの10㎜ほどまでありますが、使いやすいとされているのは4〜7㎜のもの。長時間ヒザをつくポーズが多いリストラティブヨガやピラティスも行うという方は、厚めのものを使うと体への負担が少ないでしょう。ただ、厚みがありすぎると立ちポーズをした時に不安定になりやすいので、注意。

もちろん厚みがあればあるほど持ち運びには不便になります。外でのヨガや旅行の際などに気軽に持ち運びたい!という方は、薄いトラベルマットがオススメですが、メインで使うマットにするには少し薄すぎて痛いことがあります。

無地しかないの?

少し前までは無地のものがほとんどでしたが、最近はデザイン性の高いマットも増えてきています。「人と同じものは使いたくない!」、「ひと味違うデザインのマットで目立ちたい!」という人は、柄で選ぶのもアリ。自分のお気に入りの色合いやデザインが見つかれば、ヨガをするモチベーションにもなりますよ。どうせ買うならかわいいマットを選んで、気分もあげてヨガをしたいですよね。

ヨガマットブランド一覧

yogaworks ヨガワークス
ヨガをする人なら一度は使ったことがあるであろう、老舗のヨガブランド。誰もが安心して使い続けられる品質で、ヨガに必要なグッズはほとんど網羅されている。高い機能性だけでなく、多彩な色展開やデザインのマットも。
https://www.yogaworks.co.jp/

Manduka マンドゥカ
世界中のトップヨガ指導者や実践者に愛される、ハイスペックヨガブランド。マンドゥカのマットは耐久性に優れ、クオリティの高さに定評があります。特に、マンドゥカと言えば看板商品の「ブラックマット」。高密度の最高級マットは世界中にファンが多数。
https://manduka.jp/

suria スリア
日本発、国内でデザイン・生産まで行うヨガブランド。日本のニーズに応え、繊細な感覚と気配りの行き届いたオリジナリティあふれる商品展開。マットのカラーも豊富で、日本らしさの感じる温かい色合いが特徴。
https://online.suria.jp/

JADE YOGA ジェイド・ヨガ
もともとは絨毯の滑り止めラグパッドを製造していた、アメリカの会社。天然ゴムを使用した滑りにくいヨガマットに定評があります。天然ゴムは、弾力性・使い心地の快適さにおいても優れているだけでなく、再資源可能なゴムの木から採取しているエコに配慮した素材。上質なラグを作り続けている企業ならではの品質。
http://jadeyoga.jp/

YOGA DESIGN LAB ヨガデザインラボ
デザインの豊富さとユニークさで人気のヨガデザインラボ。サーファーだった創始者が、ヨガクラスで無地のマットが並ぶのを見て、デザイン性の高いマット作り始めました。メイン商品はコンボマット。表面はマイクロファイバーでベースは天然ゴムになっていて、汗をかいた時にグリップが利きやすくなっている作り。
https://yogadesignlab.com/

マットのお手入れはどうしたらいい?

決して高くない買い物だからこそ、日々のお手入れは丁寧に行いましょう。使い終わったら必ず表面をスプレーして、拭き掃除。専用のヨガマットスプレーをマットと一緒に購入するのもいいですね。ただマットは湿気に弱いので、きちんと乾かしてから収納するようにしましょう。

実はこの「マットをきれいにする」ことは、ヨガ哲学の教えの一つである「シャウチャ」の実践でもあります。「シャウチャ」とは清潔な状態を保つという意味で、身の回りを整えて清潔にすることや、自分の考え方や言葉もきれいにしましょうということです。

マットというのは、自分の聖域。感謝を込めてお手入れをして、大事に使ってくださいね。

ライター:鈴木さおり
ヨガ哲学と出会い、自分がずっと探していた答えはここにあると確信。学びを深めるべく勤めていた会社を退職し、単身渡印。ヨガや瞑想、仏教などを学び、帰国した現在は企業向けにヨガや瞑想の指導を行い、ヨガの本質を伝えるべく日々活動中。

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