オフィスワーカーの職業病?「猫背」を直すストレッチは“ハンモック”のイメージで
YOLO 編集部
- 2019年01月04日
初代「ミス・ヨガ」である沖知子さんのモットーは「健康第一、一生笑顔」。ヨガスタジオだけでなくオフィスにもヨガを広げている沖さんに、きれいで健やかになれるヨガ・呼吸について聞いています。今回は、「オフィスで猫背を直すエクササイズ」について。
背骨を意識してみよう
オフィスでデスクワークをしていると、パソコンの画面に見入って、ついつい猫背になってしまいがち。見た目も悪いし、健康にもよくないですよね…。
「背骨はヨガでいう“気”の通り道になっています。背骨が曲がると気にもよくないし、体にも負担なんですよね。ですから、背骨をまっすぐに伸ばした“まっすぐに立つポーズ”できれいに立った姿勢が、体に一番負担のない姿勢なんです」
ところで、オフィスワーカーにありがちな猫背を直すには、背骨を意識するのが一番簡単な方法だと聞きました。ここでは、オフィスなど座ったままでできる、簡単な解消ポーズを教えて下さい。
胸を開き、体側を伸ばすポーズ
「頭の後ろに手を組んで、手をハンモックと思ってもらって、そこに頭を預けます。肩が上がってしまう人が多いので、しっかりとリラックスするためにハンモックのイメージで、フーッと力を抜く。そうすると必然的に胸が開くので、その胸に呼吸を入れます」
なるほど、丸まっていた背中が伸びますね!
加えて、知子さんが重視するのが体側です。
「体側って、日常で伸ばさないんですよね。胸を開く動きにプラスして、横に倒れる動きで体側を伸ばします。ヒジを上に向けて、できれば目線も少し上で、さらに胸を開き、肋骨を広げる感じです」
やってみると、座ったままでも随分背中の感覚が変わります。
「しっかり体側を伸ばすと、きれいなウエストも作れます。肩よりも上に肩甲骨もしっかりと動かす。デスクワークをしている方は特に、無意識のうちに肩甲骨に力が入っていたりします。猫背になっているとかたまりがちなので、しっかり胸を開いて、肩甲骨を動かしたい時に試してみて下さい」
丸まっていた背中をスッと伸ばせば、仕事もはかどりそう。根を詰めすぎないようにするには、約1時間ごとに休むのが大事。トイレ休憩と同時に、ストレッチタイムにしませんか。
ライター:沢田聡子
監修:沖知子/2016年Miss WORLD JAPANファイナリスト、初代「ミス・ヨガ」を受賞。2017年から株式会社ブレストラン・代表取締役として、呼吸の大切さを伝えている。
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