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しなやかなカッコいい筋肉に重要なのは「呼吸を止めないこと」でした

2019/01/08

呼吸と体のメカニズムを知ろう

筋力をつけたい時、耐久力がほしいのか、瞬発力がほしいのかによってトレーニングの仕方は変わってきます。

瞬発力をつけたいなら、瞬間的に最大限の筋力を使うのが効果的ですが、その分心臓や肺、筋肉や腱への負担は高くなります。耐久力をつけるには、最大の筋力の3割程度の力で、疲れるまで続けていくことが大切です。

そして、いずれにしても大切なのは息を止めず、息を吐きながら行うことなんです。

呼吸を止めてしまうと、女性らしいしなやかな筋肉とは異なる筋肉タイプになってしまうかもしれません。

トレーニング中はどんな呼吸?

ではトレーニング中はどういう呼吸がいいのでしょうか?

トレーニング中は、基本的には腹式呼吸をして息を止めないこと。そして呼吸のリズム、足のリズム、手の振りなどの動作を呼吸に同調させることが重要です。

トレーニングをしていると無意識に呼吸を止めていることが多いもの。重量挙げや弓道などを思い浮かべてみても、ここぞ!という時は、最大限の力を出すために、無意識に呼吸を止めていますね。

しかし、トレーニング中は、リラックスした腹式呼吸で、力を入れる時もきちんと息を吐きながら行う方が、体に負荷をかけず理想的です。

鼻から吸って口から吐く

走る時は、また少し異なります。マラソンなどでは、呼気:吸気=2:2で行うのが基本的な呼吸法として知られています。また、鼻からスーッと吸って、口からフーッと吐く。これを区切らずに続けます。

ただ、マラソンに限らず、呼吸のリズムと動作を同調させることが重要です。そうすることでずっと動き続けることができるのです。

ちなみにヨガは呼吸と合わせながら比較的ゆっくり動くので、リラックス効果が高いのです。

効果的、かつ継続的にトレーニングをしていくには、安定した呼吸が大切。どういう動き、リズムにすると呼吸が乱れずにその動きを続けられるか。しっかり見極めていきましょう。

 

ライター:幸雅子

出典:『Training for Woman』vol.03/「呼吸と体のメカニズム」
監修:宮川哲夫/昭和大学大学院 保健医療学研究科呼吸ケア領域教授。理学療法士、米国呼吸療法士、臨床工学技士。特別非営利活動法人日本呼吸ケアネットワーク理事長。

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