Fitness & Sports

ストレスを感じた時、体と心をコントロールする二つの方法

2019/03/26

ストレスを受けると体はどうなる?

ストレスを受け続ける状態が長く続くと、体や心にさまざまな不具合や症状が出てくる人も多いもの。そのために、内臓や脳、神経まで、病名のつく病気に発展することも珍しくありません。
人間はストレスを感じると、戦う(動く)ために副腎皮質からコルチゾールというホルモンが出ます。これには血圧や血糖値を上げ、炎症反応を抑えたり、痛みを感じにくくする働きがあります。
同時に交感神経が優位になるので、心身ともに興奮、緊張状態に。心拍数と血圧が上がり、気管支が拡がっている状態なので、酸素を普段より多く筋肉に送ることができます。
いうなればストレスは、人間が運動するために必要な体の条件を準備するための燃料。だから、生きていくために必要なものではあります。ただ、その状態が続いてしまうことが問題。必要のない時には、自分を落ち着かせるメソッドを持っていたいものです。

体と心の関係は?

ストレスなどの原因で気持ちが落ち込むと、体を動かす気力もなくなるということがあります。それはセロトニンという神経伝達物質が足りていない状態です。セロトニンとは、幸せホルモンとも言われるもので、適切に出ていれば、ハッピーで元気な状態を保っていられます。
ストレスで、体を動かす気力もなくなってしまっている時は、セロトニンを足すべき状態ということです。
では、セロトニンはどうやって足せばいいでしょうか?
セロトニンは、食べ物から取ることが可能です。セロトニンの材料である必須アミノ酸トリプトファンは、卵や魚、大豆製品や乳製品などのタンパク質に含まれています。だから、落ち込んだ時はまずは食べよう!ということ。タンパク質をしっかり摂ることで、元気を取り戻し、ストレスを調整することが可能になります。

運動はストレスのコントローラー

また運動すると、心臓から心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)というホルモンが分泌され、ストレス反応の表れを止めてくれます。さらにGABAという、気分を落ち着かせる脳内伝達物質も分泌されます。だからストレスのコントロールをするには、体を動かすのがとても大切。
ストレスが高まって気持ちが落ちてきたり、イライラが続いたり、不調が出てくるようなら、何も考えずに体を動かすだけでも、かなりのストレス低減効果を得られるのです。
効果的なのは、全身を使う有酸素運動。気持ちいい範囲の中で、少しキツめのペースで、30分から1時間行いましょう。

ライター:幸雅子
出典:『食事&オイルで美トレ』
監修:下條茂/ナチュラルメディカルカレッジ学長。メンタル、マインド、フィジカルをトータルでコンディショニングするトレーナー。クライアントには芸能人、プロスポーツ選手が多く、ハリウッドスターも。歯科、医科とのチーム医療なども定評があり、全国で講演会をしている。

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