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ウォーミングアップの目的はスイッチング

トップアスリートのなかにはあえてウォーミングアップをしないという人もいるようです。でも、市民ランナーレベルならウォーミングアップは必須といえます。そもそもウォーミングアップは、筋肉の温度を上げるためのものと考えている人が多いのですが、本当の目的は、自律神経を刺激して交感神経が優位になるようなスイッチングをスムースにすることなのです。これをうまく行わないと、体がスムースに動かず、ケガをしたりするおそれがあります。

 

「動的ストレッチ」で体を覚醒させよう

実際、たとえばフルマラソンのレースの場合には、早朝スタートというケースが多く、体がまだ完全には覚醒しておらず、副交感神経が優位な、体がよく動かない状態のままでスタートしてしまうというランナーも多いようです。でも、それではせっかくのトレーニングの成果を本番のレースで発揮させることは難しくなってしまうどころか、脚がつったり、ケガをしたりというトラブルが頻発することにもなりかねません。そのような事態を避けるためにも、スタート前には、体をリズミカルに大きく動かす「動的ストレッチ」や、軽いジョグなどのウォーミングアップをしましょう。スキップなどの簡単な動きでも十分です。そうすれば、交感神経は活発となり、体をスムースに動く状態に導くことができるのです。

 

ライター:楠田圭子(RUNNING Style)
出典元:RUNNING Style RUNNING Styleil.79「ラクに走れる! 不調の治し方」
監修:桜井智野風(桐蔭横浜大学大学院スポーツ科学研究科 教授・博士[運動生理学])

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