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ランニングパフォーマンスを維持したいなら、脂質はとるべし!

実は大事な栄養素

「脂質は太る」という先入観から、脂質を極端にカットした食事をしているランナーも多いようです。しかし、脂質は人間が生きるうえでもっとも重要な栄養素といわれる「3大栄養素」のひとつで、体を動かすときのエネルギー源でもあるため、不足すればスタミナ切れを起こしやすくなります。また、ホルモン、細胞膜、胆汁酸、脳神経組織など、体の組織を構成するうえで欠かせない成分でもあります。そのため、不足すると血管がもろくなったり、免疫力が低下して、カゼなどの感染症にかかりやすくなったりと、さまざまな体調不良を引き起こします。
さらに、筋組織がもろくなることで、筋線維の修復までに時間がかかったり、筋肉量が大幅に減少するといった弊害も発生します。この状態が続くと、基礎代謝は低下して、太りやすい体になってしまいます。また、血行不良も引き起こすため、筋肉内にたまった疲労物質がスムースに除去できなくなり、リカバリー力も大幅に低下することに……。こうしたことから、脂質を極端にカットした食生活はランニングパフォーマンスの低下に直結することは明白です。


ただし、日常の食生活において肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などの食品をバランスよくとっていれば、脂質不足に陥ることは、ほぼないといわれています。しかし、定期的にランニングをしている人は、一般の人よりも多くのエネルギー(脂質)を消費しています。そのため、脂質摂取量を極端に減らしたりすると、脂質不足に陥ることは大いにあり得ること。とくに、菜食主義の人は不足傾向に陥る危険が大きいので、注意が必要です。

 

ライター:楠田圭子(RUNNING style)
出典元:RUNNING style.95「ランナーにいいこと、悪いこと」/監修:篠原絵里佳(管理栄養士)

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