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意識的な栄養補給で、理想の体を仕上げよう

脂肪燃焼のメカニズム=たき火。必須のビタミンとは?

「ダイエットをしたい」と思ってトレーニングを始めるようになる女性も多いはず。体にたまった脂肪を消費しようとします。

日本初の公認スポーツ栄養士こばたてるみさんによると、「脂肪燃焼のメカニズムは『たき火』に例えることができます」。

「脂肪を薪だとすると、糖質が火をつけるための新聞紙。ビタミンB1がマッチ、ビタミンB2が風を送るためのうちわです。これらが不足していると『たき火』は起きません。つまり、不完全燃焼となって体脂肪がよりいっそうたまってしまうのです」

せっかくトレーニングをしても脂肪が燃えず、かえってたまってしまうなんて! それは絶対に避けたい事態です。

不完全燃焼を避けるための鍵が2種類のビタミン

豚肉や玄米などに多く含まれるビタミンB1は糖質のエネルギー代謝に欠かせないもの。レバーやウナギ、緑黄色野菜、乳製品などに多く含まれるビタミンB2は脂質のエネルギー代謝を助けます。

ビタミンB群は水溶性で、過剰に摂取しても排出され蓄えておくことはできないので、常に意識しておきたい栄養素なのです。

さまざまな食材からタンパク質を摂取する

脂肪を燃焼させた上で、次に目指したいのは筋力アップ!

ほどよく筋肉をつけるには、筋肉を構成する主成分であるタンパク質の摂取が欠かせない。肉や魚、乳製品などの動物性タンパク質だけでなく、大豆製品などの植物性タンパク質も意識して。さまざまな食材から補うのがおすすめです。

タンパク質の代謝に欠かせないビタミンB6も併せて摂りたい。ビタミンB6はマグロ、イワシ、牛肉や豚肉のレバー、鶏胸肉などに含まれています。

意識的に補給したいカルシウム

丈夫な体のためには骨作りも大事。女性ホルモンはカルシウムの吸収に大きくかかわっているのですが、女性ホルモンの分泌は加齢とともに減る傾向にあります。そのため、血中のカルシウム濃度の減少を招くのですが、体に取ってカルシウムはとても大事な栄養素。だから、血中のカルシウム濃度を一定にするために、骨からカルシウムを溶かし出して補給するのです。つまり、女性にとってカルシウムは、常に意識的に補給しておかないといけないのです。

予防のためにも、カルシウムを豊富に含む乳製品や小松菜から積極的に摂取するよう心がけましょう。加えてカルシウムの吸収を促進するビタミンD、骨形成に必要なタンパク質も重要。ビタミンDは鮭、ニシン、イワシ、サンマ、キクラゲなどに含まれています。

意識的に行う栄養補給が、体を賢く仕上げて行けるのです。

 

ライター:幸 雅子
出典元:『Training for woman』Vol.1「トレーニングするための知っておきたいライフスタイル術」
監修:こばたてるみ/日本初の公認スポーツ栄養士、NPO法人日本スポーツ栄養学会理事、茨城大学非常勤講師

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