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飽きっぽい人が長く続けて パフォーマンスを上げるには?

脳は常に変化を求めている

脳は行うことによって意識する場所が変わります。

脳の真ん中には、中心回と呼ばれる溝がありますが、運動の最初の段階では中心回の前側である運動前野から運動野が刺激され、頭頂野で中心回の後ろにある頭頂連合野の情報を統合して、実際の運動へ移行していきます。

トレーニングを続けていると「上手く」なったように感じることはありませんか? 実は脳の中の伝達は慣れによって大きな変化が起こります。

トレーニングをすると筋肉の使い方がよくなります。これはイコール脳の働きが良くなったということ。

そう、微細な動きや全身の動きは脳がコントロールしています。指令を筋肉に伝える作用は変わらないですが、ある情報を瞬時に目から入れて反射的に小脳から全身に脊髄経由で届けられるようになります。この時間が短いほど無心の動きができ、長くなるほど雑念が入りやすく集中できない、ということになるのです。つまり生の声の意向=考えなくなり自動運動になっています。

そして運動がルーティーンになり慣れてしまうと、大脳新皮質の動きがほとんどなくなり小脳へ移行します。ちなみに、瞬間を競い合うプロ中のプロは主に小脳で動いています。特に短距離走のアスリートなどは少しでも考えていたらもう遅いのです。

 

飽きる脳を知って、パフォーマンスを上げるには?

次の段階、次の段階へと興味を持って動いている間はよいのですが、まったく同じことを繰り返すと脳はすぐに飽きてしまいます。毎日まったく同じものを食べていると飽きるのと同じです。

では、脳が飽きないためには?

その答えは「新しいことを行えばいい!」
常に新しいことを学習できるようなプログラムを組むべきなんです。

そして「ゴール設定をする」。モチベーションは脳にとっても重要。目標がないと脳は動きません。

ただし、目標設定は低めにしましょう。120点に設定するとたどり着く前に気持ちが落ちるから、 90点までやったら自分で100点をつけてあげる。 80点でも70点でもいいんです。やった過程を100点と考えればいい!

また誰か、人と一緒に行うと、飽きずに前に進みやすくなるそうですよ。

 

ライター:幸 雅子
出典元:『Training for woman』Vol.1「美トレウーマンの脳との素敵なつき合い方」
監修:石井正則/JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長。スタジオ・ヨギー公認ヨガインストラクター

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