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ヒール足はリセット必須! 放置は姿勢を破壊します

2017/09/27

ヒールでできた反り腰や骨盤後傾をリセット

ヒール女子は、“足が太くなってかっこ悪い!ペタンコの靴なんて履けない!”って人が多いですよね。そんなあなたに、ぜひやってもらいたいポーズがあります。

それは、ヨガの「まっすぐに立つ」山のポーズ。ただ、まっすぐに立つだけの、基本中の基本姿勢です。

「え、ただ立ってるだけ?」と言われてしまいそうですが、「気をつけ!」という合図で、胸を張って立っていた、学生時代の体育の時の姿勢とも違うんです。これが意外に難しい!

ヒールを履いた姿勢は、つま先に体重がかかっています。前のめりになる上半身を、無理に引き起こすため、姿勢は反り腰になりやすくなっています。心当たりありませんか?日常生活でもこの腰がクセになって、腰痛を抱えてしまう人も少なくありません。一方で、ヒールを脱いだ時に筋肉の緊張が一気に抜けて、腰が後ろに倒れ(後傾)、猫背気味になってしまう人も。

反り腰や猫背になっていると、トレーニングをしても、パフォーマンスが低下するだけでなく、体のどこかに無理な力が加わり、ケガの原因にもなってしまいます。トレーニングの時に無理なくきれいな姿勢を保つためにも、ヒールを履いた日の夜には、山のポーズを取ることで、姿勢をリセットしていきましょう。

上下に引っ張られるようにまっすぐ

 

 

●山のポーズのポイント

胸を広げて保つ。腰骨の高さは左右同じ。太モモの筋肉を意識して引き上げる。足裏は小指までしっかり床に着ける。

●山のポーズの取り方

1:両足のカカト同士をつけて、足の内側を合わせます。手に腰を当てて、左右の腰骨の高さが同じになるようにそろえます。つま先を上げて、カカトに体重をかけます。

2:足の指をしっかりと開き、指を1本1本床に下ろしていきます。床を踏み締めるようにし、足裏全体に均等に体重をかけます。足裏に、車の四輪があるとイメージするとやりやすいでしょう。

3:太モモを引き上げるようにして、ヒザを伸ばしていきます。まるでシッポを内股に挟むように、尾骨を引き入れて、お尻を引き締めます。足のつけ根、そけい部を十分に伸ばして。これらの調整で骨盤の傾きがなくなり、骨盤がまっすぐに立ちます。

4:3まで作った下半身をキープしながら、肩を後ろに回してから下ろします。背骨を伸ばし、左右の肩甲骨を引き寄せるようにして、胸を広げていきましょう。

5:腕は体の横に、手のひらを足のほうに向けます。体の中央に軸を感じ、上下に引っ張られるような意識で、頭頂部を上に伸ばします。アゴは軽く引いて、視線はまっすぐ前を。指先まで繊細な感覚を研ぎすましましょう。

基本中の基本だからこそ難しい

基本中の基本のポーズだけれど、やってみるとすごく難しいですよね。体のさまざまな部分に意識を向けて、微調整をしながら、それを保つ。普段、しないことをするだけで、神経も繊細になっていきますよ。

普段の姿勢、トレーニング中の姿勢が美しいからこそ、ヒール姿も映えるというもの。体に余計な負担をかけないためにも、一日に30秒でも1分でも、このポーズに取り組んでみましょう!

 

ライター:平地紘子
出典:Yogini・vol46/「アイアンガーヨガのポーズでヨガの基本を身につける」
監修:柳生直子(アイアンガーヨガ上級指導員正式資格保持者)

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