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実はやらないほうがいいポーズがある?自分に合ったヨガをするためのチェック

自分の体質を知って代謝バランスを整えよう

トレーニングやヨガをしていると頭が痛くなったり、なんとなく不調を感じた経験はないでしょうか…。実は、すべてのヨガのポーズがすべての人に合っているとは言い難いのです。中国医学をベースに体質の基本となる熱と水分から自分の体質を確認して、効率的にポーズを取り入れ、代謝のバランスを整えましょう。

タイプ1:ほてりやすく乾きやすい体質の人【熱燥】

体内に熱がこもり、かつ乾燥しているので、いつもカラカラ。ほてって、冷や汗が出るような人。緊張的、興奮的、炎症的でもある。体に水分をとどめないので体が乾燥しやすい。

OKポーズ:頭が心臓より上にあり、熱が必要以上に頭へ行かない。全身に刺激を与えるポーズ。
NGポーズ:頭を逆さにして刺激を与える、ヘッドスタンディングは回避したい。

タイプ2:熱がこもってのぼせやすい体質の人【熱湿】

熱をどんどん発生させるが、水分を排泄しにくい。そのため体内に熱がこもりやすい、のぼせたり、むくんだりしやすい人。緊張しやすかったり、興奮しやすく、充血的でもある。体の局所的に水分過剰になっているのも特徴。

OKポーズ:息を吸いながら脚を上げて、吐きながら下ろして緩めるポーズで、全身の水分量をコントロールし、頭に熱をためない。仰向け片脚上げポーズなど。
NGポーズ:頭が下に来て、さらに腰を折り下半身を締めつけるポーズはNG。熱がこもり、むくみやすい人には向かない。上を向いた蓮華座ポーズ。

タイプ3:体が冷たく乾燥しやすい体質の人【寒燥】

体が冷たい、寒いと感じる、貧血気味で萎縮的、交感神経萎縮型。どんどん乾燥し、全体的に元気がなさそうに見えてしまう人。カサカサとして乾き気味、見た目もクールでドライな印象。

OKポーズ:腰を高く上げ、頭が下がった状態、手を組んで力を入れるので、熱を起こし、血流を促す。太鼓橋のポーズなど。
NGポーズ:脚を組んで血行悪く、上半身も収縮してしまうヨガムドラは避けるようにしたい。

タイプ4:冷たく湿っているひんやり体質の人【寒湿】

熱を作り出せないので体が常に冷えている。局所にたまった水分が冷えるので、さらに余計に冷たくなる。しかも疲れやすい。排出する力が弱い、皮膚に触るとひやっとする“色白ぽっちゃり”。

OKポーズ:全身を逆転させて、体中に熱と水分が行き渡るようにする。肩立ちのポーズなど。
NGポーズ:脚を組んで血行を悪くしてしまうポーズは、熱の動きが停滞して血流も滞り、むくみが出やすくなってしまう。

自分と向き合って体に相談

自分の今の体調があまりよくない時は、上記を参考にして、練習するポーズを選びましょう。ヨガは自分に合わせて行うことで不調を解消する力があるので、自分と向き合って確認しましょう。

*上記のポーズは体質の偏向がなければ、どのポーズを行ってもOKです。また熱と水の状態はすべての条件を満たさなくてもいいです。

ライター:安藤けいこ
出典:『Yogini』vol.9/「知っておきたい自分の体質」
監修:小山一夫/クンダリーニJP代表。クンダリーニヨーガ、中国養生医学、東洋哲学を30年間にわたって研究。ヨーガの技法に独自の「火の呼吸メソッド」を確立した。

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