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元気で浄化された女に整える!免疫力を高めるポーズ

2019/05/01

免疫力っていったい何?

免疫力とは、誰にでも備わっている生命力、自然治癒力のことを指します。具体的に言うと、白血球の働きが十分か、体内の毒素を排出する力があるかということです。

白血球とは、体液の流れに乗って全身を巡る、体のパトロール隊。擦り傷がカサブタになることも、切り傷が盛り上がってふさがることも、白血球が働いているからなのです。

白血球、毒素の排泄に大切な役割をしているのがリンパです。リンパは血管と添うように全身に分布する器官。リンパ管の中をリンパ液が流れています。そして血管からしみ出してきた栄養素(タンパク質)を運んだり、毒素を浄化したりします。この毒素の浄化をしているのが、リンパ管上に関所のように分布するリンパ節です。

股関節には大きなリンパ節がある

股関節には重要なリンパ節のかたまり、そけいリンパ節があります。ここは足先から流れ、ヒザ裏のリンパ節で処理しきれなかったものが、次に出合うかなり大きな関所に当たります。

実はリンパ液は、体の各末端から始まりリンパ本幹に向かっての一方通行。流れはとても穏やかです。自力で流れる力も強くないため、筋肉の収縮による押し上げが、それを助けます。だから運動不足に陥ると、途端に流れが滞ってしまうのです。

ヨガで股関節を動かすことは、リンパの流れを筋肉の収縮により手伝い、リンパ節の働きに刺激を与えて活性化させることにつながります。つまり、リンパへの作用によって、免疫力を上げるように働きかけているということになるのです。

関節にアプローチしてリンパを活性化

今回のポーズは強い内転をするポーズ。股関節と肩関節という、体の主要な関節へアプローチしていきます。また、安定感や精神的な落ち着きをもたらしてくれるポーズでもあります。

◇牛面のポーズ

1:両脚を前に出してそろえて座る。右脚を内側に曲げて、カカトを左のお尻のほうへ寄せ、足首はできるだけ90度になるようにしておく。

2:左脚を同様の形で右脚へ重ねる。ヒザを正面に向けて重なり合わせる。足先はそれぞれお尻に近づける。

3:息を吐きながら左手を上から、右手を下から背中へ回し、両手を取る。息を吸いながら戻って反対側も行う。

簡単バージョン:手が届かない場合は、タオルなどを両端から持つように。背中を丸めず、タオルを持っている両手が近づくのが理想です。

ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.32/「ヨガのための股関節矯正」
『ヨガのポーズが丸ごとわかる本』/「毎日練習したい基本のポーズ28」
監修:野村賢吾/解剖、生理、東洋医学を医療系専門学校で学び、創造性豊かな独自のシークエンスで“ビンヤサ王子”と呼ばれる。

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