Health & Beauty

ダイエット中にブランチはNG!“イレギュラー”は腸内環境を乱す

2018/11/11

それだけで?時間にデリケートな腸内細菌

ダイエット中は、食事量を減らしたりオイル分を控えめにすることで、何かと便秘になりがち。食物繊維をたっぷり摂って、ケアしている人も少なくないのでは?腸内環境を整えるのはダイエット成功のカギになります。でも、もし生活習慣が整っていないなら、どんなに注意していても腸はうまく動いてくれないかもしれません。

実は、腸はとても時間に敏感。休日だけ昼まで寝ていたり、朝食を抜いてみたりといったイレギュラーなことが起きると、腸内細菌はすぐに反応してしまいます。いつも働いているはずの時間にその細菌が働いていないだけで、その細菌は腐敗を始めてしまうのです。

時差ボケで太りやすく!?旅行中の便秘に理由あり

そもそも、腸内にすむ菌(腸内細菌)は、約100兆個いると言われ、その数は人間の体を作る細胞の数、60万個より大きく上回る数!腸内細菌の重さは1.0~1.5kgにもなるというから、影響力も大と言えます。

100種類以上に分かれ、その中でも、腸内細菌にも私達の体によい働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、どちらにも属さない「日和見菌」と三つに大別され、これらが2:1:7の割合になっているのが理想と言われています。

ところが、食生活や生活習慣の乱れによって、このバランスが崩れ、特に「悪玉菌」が増えると腸内環境が悪化し、体に不調が現れると言われています。環境が変わったり、生活リズムが変わると、便秘になりやすいのもそのため。マウスの検体レベルでは、旅行などで時差ボケになることで、太りやすくなるという研究結果もあるのだとか。
※旅行中になぜがお腹を壊しやすいという人もいますが、これにはきちんと理由があったのです。

腸内環境はダイエットのカギ!規則正しい生活を

実は、腸内環境は、ダイエット中の便秘対策だけでなく、成果を得るためにも重要です。腸内バランスが整うことで消化・吸収・排泄がスムーズになると、他の内臓もしっかりと活動するようになり、エネルギーを消費します。

その結果、代謝がアップして痩せやすい体になるのです。取った栄養をしっかりと体内に届くので、健やかに美しくなるサポートにも。一方、腸内バランスが崩れると痩せにくいだけでなく、便秘や肌荒れ、病気も引き起こしてしまうことに!

週末だけ、今朝は起きるのが遅かったから、夜は深夜残業で…とさまざま理由で、なかなか同じ時間に同じような行動をするのは難しいもの。でも、胃腸に負担をかけてダイエットを阻害させる要因になることもお忘れなく。

ダイエット中は規則正しい生活と、バランスのいい食生活を心がけて、腸内細菌を味方につけて。

※参考:Thaiss CA, et al. Transkingdom control of microbiota diurnal oscillations promote metabolic homeostasis. Cell. 2014; 159(3): 514-29.

 

ライター:吉村六花
出典:『ヨガと食事』/「第2の脳・腸に100兆個もいる!? 腸内フローラって何?」
監修:山坂元一/ストレングス&コンディショニングトレーナー。VIDO代表取締役。アメリカの最新情報を加えた独自の理論により、プロゴルファーやプロ野球選手、オリンピック選手など100人以上のトップアスリートを指導。

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