Health & Beauty

顔ヨガで小顔美人!たるみ、むくみを解消し美肌効果も狙える

即効性は美容液以上!?「フェイシャルヨガ」

体を動かすことがあっても、意外と動かしていないのが「顔」。スキンケアはしていても、顔の筋肉である表情筋の弾力が失われると、むくみやたるみ、目の下のクマ、表情ジワまで引き起こすことに…。

そこで、オススメなのが「フェイシャルヨガ」。ヨガの呼吸法を取り入れながら表情筋を鍛えるエクササイズです。続けることで、リフトアップや小顔、美肌へ導いてくれます!

「表情を作る」だけなので、いつでもどこでも簡単にできるのが魅力。しかも、表情筋は小さな筋肉なので、体の筋肉に比べて効果が短期間で出やすく、結果が目に見えて実感できます。

元タカラジェンヌが教える

元タカラジェンヌでヨガインストラクターの舞名里音さんに顔の悩みに合わせたエクササイズを教えていただきます。

「1日1個だけでもOK。継続するのが大切です。ちょっとした待ち時間、通勤電車の中がエクササイズ時間になります。花粉対策のマスクの下できれいに…。そんな“スキマ美容”が叶いますよ!」

【フェイスヨガ前のお約束】

①姿勢を整えて、穏やかな呼吸をしながらリラックスして行います。
②頑張りすぎるのはNG。舌を出す運動などはやりすぎると顎関節症になってしまうので要注意!無理のないように。
③エクササイズはいつ行ってもOK!継続することが大切です。
朝:笑顔で一日がスタート!むくみケアにも。
昼:仕事の合間などのリフレッシュに。
夜:美容ケア・副交感神経を刺激して入眠のサポートになります。

アゴのラインをシャープにする

初回は、アゴをすっきりとさせるストレッチ。表情筋の体幹+口輪筋をストレッチします。アゴにつながる首と胸も開くので、普段デスクワークなどで姿勢が悪くなりがちな人は、ぜひ仕事中にも取り入れて。胸を開くことでしっかりと呼吸もでき、リフレッシュにもつながります。

【やり方】

1:唇を軽く挟んで口元をロック。背筋を伸ばし、両手を胸の前に置いて姿勢が崩れないよう意識する。

2:首を伸ばすようにアゴを上げる。そのまま深呼吸を5回して、顔を戻す。

ポイント:背中から首のラインをまっすぐキープ!顔を上げた時に肩が上がらないようにし、首とアゴのラインがグッーと伸びているのを感じたら、正解です。

ほっそり長首と華奢なデコルテラインを作る

女性らしいほっそりと長い首と美しいデコルテを目指して、首の筋肉をストレッチしましょう。

首からデコルテにかけてについている筋肉の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)をほぐしてリンパの流れを促します。口元を軽く挟むことで、下アゴからデコルテにかけてついている広頚筋(こうけいきん)もターゲットに。

アゴの筋肉をストレッチできるので、もたつく二重アゴ対策にもうってつけです。ゆっくりと呼吸をしながら、姿勢を正して行うのがポイントです。

【やり方】

1:唇を軽く挟む。背筋を伸ばし、両手を胸の前に置いて姿勢が崩れないよう意識する。

2:首のシワを伸ばす感じイメージで、顔の向きをゆっくりと横に回す。

3:同様に反対側にも回す。

ポイント:顔を旋回させる時、「いかり肩」になっていないか、アゴの位置が上がっていないか注意して。ひどい肩コリなどがある人は回りにくいこともあるので、無理はせずできる範囲で行って。

目がもっと大きくなるエクササイズ

眼輪筋のストレッチを行うことで、目の奥の筋肉を動かして、ぱっちりとした目元へ!
PCやスマホが欠かせない毎日で、普段目を酷使している人も少なくないはず。それなのに、目の筋肉を動かす機会はそう多くはありません…。

目の奥の筋肉をストレッチすれば、目がぱっちり大きく開き、クマ対策にもオススメです。

【やり方】

1:額に軽く両手を添えて、眉、額が動かないように意識する。

2:そのまま大きく目を見開く。目を閉じて休み、これを5回繰り返す。

ポイント:目の奥の筋肉を動かすため、額にシワを作らず、眉毛も動かさないように。効いているかわかりにくい人は、眼球を上に動かしてもOK。

むくみを即効解消

「あ」「い」「う」「え」「お」の顔の表情を大きく行うことで、さまざまなアプローチから口周りの筋肉をエクササイズむくみを即効解消します。

これは縦に、横に、と筋肉を引っ張ることで血行が促されるので、むくみがすっきり!血色がよくなるので、“すっぴん美肌”へ導いてくれます。

見た目の印象をすぐに変えられるので、朝のむくみ対策にはもちろん、夕方の肌のくすみケアにも効果的。

【やり方】

口を「あ」「い」「う」「え」「お」の形に大きく開けて動かす。2回行う。

「あ」口を大きく開ける。

「い」口を左右に引きながら、頬の上の筋肉を引き上げるイメージで。

「う」口をすぼめて前に突き出すように。

「え」頬の下の筋肉を意識しながら軽く口角を上げる。

「お」口を上下に引っ張り合うように。

ポイント:「あー」「いー」「うー」とロングブレスで行なうと、より筋肉に負荷がかかります。「あっ」「いっ」「うっ」と一文字ごとにお腹を凹ませながら行うと、腹筋運動にも。

舌回しで顔のたるみを改善

顔の脂肪を流して、たるみをスッキリ!舌を動かすと、それにつながるリンパや静脈の流れがよくなり、アゴのラインがシャープに。顔のエイジング対策になるだけでなく、だ液がしっかり分泌されて口臭予防にもつながります。

ストレスを抱えていると、舌や耳の下あたりが緊張状態になっているかも。動かすのがきつく感じたら、無理をせず少しずつ回数を増やしていきましょう。

【やり方】

1:舌で頬を押し出すように、口の内側を右回りに1周する。

2:同様に左回りに1周する。

慣れてきたら回数を増やしてみましょう。右回り5回、左回り5回程度が目標です。

ポイント:ほうれい線対策には、筋を伸ばすようにするのがコツ。普段舌に力が入っている人は、緊張で舌を動かすのがキツく感じるはず。無理をせずに、できる回数からトライしてみて。

ぽってり美くちびる

口元の緊張を取るフェイスヨガとして、ボイストレーニングの定番でもある「リップロール」を取り入れます。

顔のたるみを生む大きな原因は、口まわりの筋肉である口輪筋の衰えと言われています。ブルブル震わせることで、口まわりの筋肉の緊張を取って、口輪筋に柔軟性を与えましょう。

唇の血行もよくなるので、くすんだ唇もふわふわと軟らかいピンク色に♡

【やり方】

1:唇を“アヒル口”にするイメージで口を「ぶ」の形に軽く突き出す。

2:そのまま「ブーッ」と言いながら、唇をブルブルと震わせる。左右1回ずつ、5回呼吸している間続ける。

ポイント:力が入っていると唇は震えないので、リラックス!少し唇を濡らすと震えやすくなります。

顔のたるみを解消

首にはリンパ節や太い血管が通っていて、特に顔の老廃物は、首のリンパを通って排出されます。首の横側にある胸鎖乳突筋が緊張するとこれらの組織の働きが悪くなって、肌のたるみやむくみの原因に…。しっかりとリンパが流れるようにしてあげましょう。

首の筋肉の緊張を緩和すると、自律神経も整いやすくなるので、ストレスケアにも。

【やり方】

1:左手を軽く握り、指の第二関節を右の耳の下に置く。

2:耳下から鎖骨に向かって、軽くなぞるように首の右側をさする下ろす。5回呼吸している間、ゆっくりとさすり下ろす動作を繰り返す。左側も同様に。

ポイント:胸鎖乳突筋は、顔を横に向けると出てきます。位置がわかりにくい場合は、ケアしたい側と反対方向=右の首をケアしたい場合は左方向、左の首をケアしたい場合は右方向に顔を向けて、位置を確認してみましょう。

普段からふんわり笑顔が作れる

笑顔が素敵な人は印象美人。でも、「自然に笑う」ってどうすればできる?

普段使うことが少ない、顔の縦に入る筋肉をエクササイズすれば、意識しなくても表情が柔和になります。ポイントは口角を横ではなく、頬骨を上げる意識をすること。目の下の筋肉も刺激するので、目元のクマを気にしている人にもオススメです。

【やり方】

1:頬骨を指で触って位置を確認する。

2:頬骨が縦に引き上げながら、口角を上げてキープ。

ポイント:笑顔を作るように、口角を左右に引っ張るのはNG。引き上げるイメージで行いましょう。

↑左右に口角を作るように笑顔を作るのはNG!

舌筋+耳引っ張りで化粧ノリアップ

舌を回して舌筋や口輪筋を動かし、さらに耳を引っ張ることで、顔のリンパを流れやすくします。むくみがすっきりと取れ、寝ている間に歪んだ顔も整うので、あっという間に「メイク映え」する顔に。

アゴと首の筋肉も引き締まるので、フェイスラインがシャープに、気になる首のシワやたるみにもアプローチできます。

【やり方】

1:左右の耳を軽く横に引っ張る。


2:舌を大きく出し、上下左右にゆっくり動かす。上下左右を1セット。

ポイント:耳回しや眼球のエクササイズといっしょに行うと、メイク前の準備は完璧!一緒に「舌の状態をチェックすれば、体調管理も習慣にできます。

[舌から見える体の状態]
舌が白い:冷えや胃弱
舌の形がガタガタしている:疲労やむくみ
舌苔がまだらになっている:免疫力

疲れ目を解消

PCやスマホが欠かせない生活だと、どうしても目に負担をかかりがち。画面を見続けることでまばたきの回数が減り、血行不良を引き起こします。さらに、まぶたはたるんで目が小さくなり、なかなか消えないクマの原因にも…。

骨をプッシュして目元の血流を促せば、目の疲れが取れてスッキリ。眼輪筋の弾力も取り戻せて、目のサイズまで変わったようなぱっちりとした目に!

【やり方】

1:目元を触り、眼球まわりの硬い部分=骨を見つけます。

2:骨に沿ってゆっくり力を入れずに、骨を軽く指圧していきます。舌の目頭から目じり、目頭と1周します。

(正しいやり方)

(NG)

ポイント:眼輪筋の周りはとてもデリケート。皮膚を引っ張るとシワになるので要注意。
力加減がわからない時は、指の腹を立てうつむき、頭の重さを指に乗せるイメージで行ってみましょう。

耳回しで血色アップ

頬にチークを入れないと疲れて見える…。そんな時は、耳を軽く引っ張りながらぐるぐる回してみましょう。耳のまわりにはリンパやツボが集中しているので、耳を動かすと、リンパの流れが促され、血行がアップ。頬やこめかみほんのり温かさを感じるようになります。顔色がよくなるのはもちろん、むくみも取れて小顔効果も期待大!

【やり方】

1:耳を軽く引っ張る。つまむ位置はどこでもOK。

2:自転車をゆっくり漕ぐ程度の速さで、ぐるぐると耳を回す。気持ちいい程度の強さで行う。5回呼吸する間ぐるぐる回したら、逆方向にまた5呼吸分回す。

ポイント:耳にはツボが集中しているので、ツボ=反射区に合わせてつまむ位置を変えれば、体の悩みもケアできます。自分の凝りかたまっている部分をつまんでみて。

[耳の反射区の目安]
耳の上の部分:脚や子宮など下半身のツボ
耳の中間部分:肩、腰などのツボ
耳たぶ寄りの部分:目など、頭部のツボ

ほうれい線対策

ほうれい「線」とはいいますが、実は肌のたるんでできた脂肪のたまり。“顔の体幹”とも言われる口輪筋と、目のまわりの筋肉である眼輪筋を同時に鍛えて、顔面のたるみを一気に引き締めます。

口をすぼめるのを維持するのがキツいなら、たるみが進行しているサインと心得て。額と眉は動かさないようにしっかりと抑えて行うのがポイントです。

【やり方】

1:ほうれい線が消えるよう、少しすぼめるイメージで口を閉じる。

2:額に手を置き、額、眉が動かないようにキープ。

3:眼球だけを上に動かす。

(NG)

ポイント:口は力を抜いて軽く閉じて。ただ口を閉じるだけだったり、ギュッと力を入れすぎたりするとほうれい線は消えないので、鏡を見ながら筋が消えるすぼめ方を探してみて。

監修:舞名里音
IHTA認定ヨガインストラクター、バレトン(ソール・シンセシス)
宝塚歌劇団花組で娘役として8年間在団。在団中にYOGAと出会いすぐに虜に。自身がYOGAに支えられた経験もあり、その素晴らしさを多くの人に伝え、笑顔を届けたいという気持ちからヨガインストラクターとして活動する。
取材・文:佐倉 光
写真:市田智之

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