Health & Beauty

ツボを効果的に利用するために知っておきたいこと

ツボツボ押しは誰でもいつでも手軽にできるセルフケアの方法。でも、ツボって実は知っているようで、よく知らなかったり……。より効果的に利用するために、ツボとは何か?どんな効果があるのか?を知っておきましょう。

そもそも“ツボ”とは?

東洋医学が考える「反応点」であり「治療点」です。

東洋医学で身体の反応が現れる“反応点”であり、押すと症状がよくなる“治療点”でもあると考えられていて、361種類あります。

そのほかに、特別な効果が認められている奇穴(きけつ)や人によってあらわれる阿是穴(あぜけつ)というものもあります。

ツボ押しに効果はある?

2000年以上前の編纂といわれる、中国最古の医学書『黄帝内経』に、経絡学の基礎が記されています。

これだけの長い間伝えられ、現在も用いられているのは、効果がある何よりの証拠。また、体調が悪いときにこわばる筋肉のそばにツボが多く見られるなど、現代医学における解剖学的にもつぼの場所には意味がある例が多く見られます。

ツボ押しでキレイになれる?

ツボを押すことでリンパの流れがよくなったり、筋肉の緊張やこわばりが取れます。

その結果、顔の左右差が整ったり、表情がやわらかくなるといった効果が期待できます。

また、内臓の働きが活性化し、滞っていた血流を改善することなどで、身体の内側からのキレイにも役立ちます。

ピンポイントで押すべき?

だいたいの場所をざっくり押せばOK。

専門家による鍼治療の場合には、ツボにピンポイントに刺すことが必要ですが、セルフケアとしてのツボ押しであれば、だいたいの場所に手や指が当たっていればOKです。

あとは経絡を意識して、ラインに沿って刺激するのもいいでしょう。

ツボを押す力加減は?

ちょっと痛くて気持ちいいくらい。

痛ければ効くと思って強く押し過ぎると、筋肉や皮膚を傷めてしまうことがあるので注意しましょう。

いわゆる「痛気持ちいい」くらいがちょうどいい強さ。押してもまったく痛くないときは、そのつぼは押さなくてもよいという意味でもあります。

ツボを押すタイミングは?

いつでもできるのがツボのいいところです。

リラックス効果が高いツボは寝る前に押すことでよい睡眠につながりますが、基本的にはいつでもOK。仕事の合間でも手軽にできるのがツボ押しのいいところです。

ただし、妊娠中は気をつけてください。避けたほうがいいツボもあるので、専門家の指示を仰ぎましょう。

ツボとツボを結んでいる線は何?

「経絡(けいらく)」というエネルギーラインです。

経絡は、身体に必要なエネルギーを全身にめぐらせるラインだと東洋医学では考えます。

電車にたとえると、線路が経絡だとしたら、ツボは駅のようなもの。だからツボは基本的に経絡上に存在しますが、先ほど説明した奇穴や阿是穴はこの経絡を通らないものも多くあります。

主体となる12の経絡には、胃経、大腸経、肝経、腎経など臓器の名前がつき、その経絡上にあるツボは、それぞれの臓器と深いかかわりがあります。

経絡を知っておくと良いこととは?

不調の改善が簡単になります。

たとえば胃の経絡(胃経)の場合、顔と頭を通って足の先まで走っています。胃経の上にあるツボは、胃から離れていても胃に働きかけることが多いので、顔や足のツボを押すことでも胃の不調を楽にできます。

顔にツボが多い?

顔は全身とかかわる重要な場所です。

胃腸の調子が悪い時、顔に吹き出物ができたことがある人も多いのではないでしょうか。

顔には胃・小腸・大腸などの経絡が走り、多くのツボがあります。実は、顔は発生学的に内臓との関係性が強く、神経も密集している場所なのです。

 

出典:『顔と頭のツボ押しセルフケア
監修:石垣英俊/鍼灸あん摩マッサージ指圧師、国際中医師
モデル:田島有紗

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