Health & Beauty

体の「保温力」を高めて万年冷え症から脱却!

2020/03/20

めぐりの悪さが冷えやむくみの原因

四季を通じて手足が冷たい…。すぐに足がむくんでしまう…。そんな冷えやむくみの原因は、体の潤い不足にあるかもしれません。

東洋医学では、体内の水分量が減り、潤いが失われると、体が熱を保つ力(保温力)が低下して、冷えが発生すると考えられています。ただし、水分量が多すぎても保温力は低下します。つまり、冷えとむくみは連動することが多いのです。このことから、水分のめぐりをよくして、無駄に水分をため込まない体をつくれば、冷えもむくみも同時に改善できると考えられます。

体に適度な潤いを保つためには、「気(エネルギー)・血・腎(成長、発育、生殖に関わる臓)」の機能を強化することが有効とされています。これらの機能を強化することを「補気・補血・補腎」と呼びます。補気・補血・補腎をしっかり行えば、体内の水分量が適切に保たれ、熱やエネルギーを体内に保つ「保温力」を高めることができるのです。

ここで「補気・補血・補腎」に効果的と考えられている「ツボ」をご紹介します。空き時間にちょっと押す、お灸をすえるなどすれば、いつの間にか、冷えやむくみの悩みから解放されるはず!

体の熱をつくり、逃さない体をつくる「ツボ」

足の温め効果抜群!
湧泉(ゆうせん)
足裏のもっとも凹んでいるところにあるツボ。血行を促進する効果が高く、とくに、足を温め、冷えの改善に効果があります。また、体のだるさ、疲労感の改善にも有効です。腎臓と膀胱の機能を高める作用ももつため、頻尿改善にも!

全身が一気に温まる
命門(めいもん)
ヘソの裏側、腰の部分にあるツボ。刺激すると全身がポカポカと温まるのを感じられるはずです。丹田とセットで温めると効果は倍増します。腎の機能を高め、排尿をスムースにする作用もあります。風邪のひき始めや、寒気がする時にも効果的です。

体の熱を奪う、余分な水を取る
復溜(ふくりゅう)
内くるぶしの一番出っ張ったところから指幅3本程度上の、アキレス腱の少し凹んだ部分にあるツボ。無駄な水分の排出を促すことで冷えを改善。足がむくみやすい人や、立ち仕事が多い人、足のほてりを感じる人にもおすすめ。

スピーディーな温熱効果を発揮
丹田(たんでん)
ヘソから10cmほど下にあるツボ。ここを温めると体全体がすばやく温まります。また、風邪のひき始めにも効果的といわれています。ストレス緩和作用もあり、自律神経を整える効果も高いツボです。息を吐きながら指でゆっくり押し込んでいきましょう。

上半身がポカポカ、呼吸もラクに
大椎(だいつい)
首を前に曲げた時、大きく出っ張った骨の真下に現れるくぼみにあるツボ。刺激すると上半身が一気に温まります。呼吸器の調子を整える効果もつため、息苦しい時に刺激すると呼吸がラクになるはず。ストレス解消のツボともいわれています。

出典:『フルマラソン完全攻略法
監修:柳秀雄(柳鍼灸院 鍼灸師/柔道整復師)
ライター:楠田圭子 イラスト : 田中 斉

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