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あなたの生理周期はどれくらい?サイクルの乱れは生活習慣の乱れ

2019/11/05

スポーツドクターの資格を持つ産婦人科医・高尾美穂先生。国立スポーツ科学センターの女性アスリート育成・支援プロジェクトメンバーとしても活動するトレ女の味方・高尾先生に、生理についてうかがう連載です。第5回は、生理の間隔は何日ぐらいなら正常なのかをお聞きします。

「3カ月」と「14日」が目安

正常な生理周期は25~38日と言われていますが、多少のズレは問題ないのでしょうか?

「正常と言われている周期に、そもそも幅があることを知ってほしいですね。それでは39日に1回生理がくる人に対して何か治療しなきゃいけないか、と言われたら、実際は経過観察です」

「どこから先が問題かと言ったら、3カ月。3カ月生理がないまますぎてしまったら、生理が来たほうがいいよねという話になります」

「逆に短すぎて、14日に1回とかで生理が来てしまうような場合もあります。本当に短いサイクルが続くようならちょっと考えようか、ピルを飲もうかということになります。なぜかと言ったら、出血する回数が多いということは、結局貧血の理由になるから。そんなに何度も血が出てほしくないという意味で、生理の間隔を延ばすような取り組みを何かしらオススメします。」

生理周期の乱れは、生活と因果関係にある

「3カ月に1回」、または「14日に1回」という間隔でない限りは、婦人科に行こうとは考えなくていいですか?

「『1週間遅れました。今までこんなことありません』みたいな感じで心配する必要は、あまりない。そこで『なぜ?』と尋ねられますが、逆に私達が聞きたいです。『なぜだと思う?』って」

「『生理のサイクルが乱れるような、思いつく理由はないか?』と考えてほしい。2、3カ月前にストレスがかかるようなことはなかったか、環境の変化がなかったか、食事内容を大きく変えたりしなかったか。結局は因果関係なので、それは私達に聞くのではなくて、自分で考えてみてほしいな」

生理は突然やってくるように見えて、実際は体の中で起こっていることの結果でしかありません。生理周期の乱れの原因は、生活の中にあるはずです。

監修:高尾美穂/産婦人科専門医・医学博士・婦人科スポーツドクター。女性のための統合ヘルスクリニック・イーク表参道で副院長を務める。
ライター:沢田聡子

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