Health & Beauty

音と一緒に体を動かす!音が体にどう影響するのか科学的に検証してみた

2020/03/22

今やヨガやジョギングに音楽はつきもの。ライブ感覚で行われるフィットネスイベントなども増えてきましたね。海や山などで、聞こえる水の音や鳥の鳴き声などの自然な音に耳を澄ませながら体を動かすと、リラックス効果も高まります。日常にある音も含め、音は心身に大きな影響を与えるのでしょうか?

音は、光や電波などに比べゆっくり振動しています。水や固体の中にも伝わりますが、水は特に音を伝えやすく、空気中の約4.5倍の速さで伝わります。水分を多く含む体は音の影響を受けやすく、細胞レベルで刺激を受けるのです。

体と水分と音の関係

人の体は、新生児で90%、成人は70%が水分と言われ、年を取るにつれ体の水分は失われていきます。この水分量と水のキレイさが、人の体の若さと関係するとも言われています。アンチエイジングで水分量ばかり注目しがちですが、水の澄んでいる状態も重要なのです。

体内の水分も代謝によって常に流れることが大切です。そこで体内の水分に動きを与えるには、音の1/fゆらぎや倍音が含まれる音を体に聞かせることがとても効果的。代謝が上がっていき、手足の体温が上がるなどの結果を得られます。

体が喜ぶ自然の音、人工音の違いは?

自然界の音には、そよ風のゆらぎのようにせせらぎ、波など1/fゆらぎという特性があり、 また人の心音にも1/fゆらぎが見られます。

1/fゆらぎとは、さまざまな音のハーモニーが繰り返されること。また、自然の音には倍音がたくさん含まれています。倍音とは楽器などが発した基音の整数倍の音のことを指します。自然音は一つの音にいくつもの音の幅があり、そこが人工音との違いです。音の癒しの原点とも言えます。

音は体に響きやすい!

水分が多く、骨格で構成されている人の体は音が伝わりやすく、音で体内の環境を整えやすいと言われています。そうした性質を本能と経験で知っているヨガの先生達がいい声なのは、体が整い発生音が体内できれいに響くからなのです。

いい音は唾液を出す

繊細な曲調、優しい言葉、美しい声など、いい音のバイブレーションは唾液の分泌を促進するというデータがあります。唾液がよく出る=消化酵素がよく出るのは、心身にストレスがなく、意識が行き届いているからこそ。

いい音を聴くことは、より健やかな体と心を持つためにもオススメです。もちろん発する言葉も大切なので、ネガティブな言葉には注意しよう。

ライター: 安藤けいこ
出典: Yogini vol.19「ヨガまわりの音の話」
監修: 喜田圭一郎/サウンドヒーリング協会理事。音によって心身を調和するサウンドヒーリングのCD、イベントなどの企画、制作、教育研修などを行う。

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