Brand

  • YOLO
  • ランドネ
  • BiCYCLE CLUB
  • NALU
  • 楽園ゴルフ
  • RUNNING style
  • MY LIFE RECIPE
  • Yogini
  • トリコガイド

「愛でる」ことで「愛でられる」女になるヨガレッスン①ヒップライン編~前編~

不要不急の外出は控える。人との接触を何割減らす。今は、ルールよりモラルを守ることのほうが重要とも言えるでしょう。その上で、今だからこそできるセルフケアに意識を向けて時間を割きたいもの。時がたって、いよいよ「外出」も「接触」も心置きなくできる…。その時、焦らずあわてず、大人の余裕を持って咲き誇れる女でいられるように。

数回に分けて、じっくり時間をかけて(その分効果は確実に、持続的であるような)セルフケアを行うためのヨガレッスン、お届けいたします。 テーマはやはり、「大好きなひとに愛でられるために、まず自身を愛でよう」です。

まずはカラダの土台、骨盤まわりにアプローチ

骨盤、それは女性の場合、新たな命を宿し、育むところでもあります。子孫の繁栄のためというDNAレベルでのお話なのか、男性が「つい見て」、「関心を持ってしまう」女性のカラダの部位と言えば、お尻!なのだそうです。 しかしこのお尻、形や大きさに優劣などがあるものでもなく(大きいほどいい!とかその逆とか、そんな傾向はないようです)、言ってみれば「その人らしさ」が一番のジャストサイズというもの。 その前提で、一人ひとりが一番「私らしい」カラダでいるためのポイントをお伝えいたします。

自分を愛でる「お尻のヨガポーズ」

【仰向けの合せき(がっせき)のポーズ】

1.仰向けの姿勢になる。両ヒザは立ててそろえ、カカトがヒザの真下よりカカト一つ分前にあるくらいの位置に置く。徐々に自身の呼吸にも意識を向けながら、ゆったりとした深呼吸へと入っていく。
2.両手をバンザイするように頭の向こうへ放り投げ、ヒジを緩めて二の腕、肩甲骨を重たく落とす。この時、腰が浮きすぎないように上体はリラックスさせたままで。
3.立てていた両ヒザをゆっくりと左右に開く。ヒザの重みに任せて両ヒザを落としたら、足の裏を軽く合わせる。そのまま3呼吸ほどキープ。
4.両ヒザを開いた状態のまま、左右交互に軽く倒し、骨盤を揺らす。5往復ほど。
5.動きを止め、徐々にヒザを閉じ、上げていた両腕を下ろす。

【お腹をねじるポーズ】
上の、仰向けの合せきのポーズの最後、ヒザを閉じて立てた状態から、そのまま入るとスムーズ。

1.閉じたままの両ヒザを右に倒す。左の背中や肩が浮かないように注意。
2.両腕は真横(肩の高さあたり)に開いて伸ばし、手のひらを床側に向ける。顔は左側へ向けて上半身の重さを左に残しながら、お尻の外側を優しく伸ばし5呼吸キープ。
3.反対側も同様に行う。両ヒザは左に倒して、顔は右側へ向け、右肩をしっかり重く落とした状態でまた5呼吸キープ。
4.ゆっくり両ヒザを立て、両腕は体側に沿わせるように自然と下ろす。

【橋のポーズ】
上の、お腹をねじるポーズの最後の姿勢から入るとスムーズ。

1.両ヒザは閉じて立てたまま、今一度カカトの位置を確認(ヒザの真下より、カカト一つほど前あたり) 。
2.ゆっくりと息を吸ったら、吐きながらまず骨盤を後傾させる。床から浮いている腰をしっかり床へと沈める。
3.そのまま背中を下から徐々に浮かせる。最終的に肩だけ着いた状態になるところまで。ヒザが開きやすいので、しっかり内に寄せておいて!
4.両手は手のひらを床に向けて下ろした状態、あるいは背中の下で組んでもOK。ふくらはぎで踏ん張るのではなく、お尻をキュッと締めて、5呼吸キープ!ツラければ、両手でお尻の上部を下から支えてもOK。
5.手をほどき、ゆっくり背中を再び着地、最後は両ヒザを手で抱えて丸くなり、そのまま5呼吸保ってリリース。

【花輪のポーズ】

1.両手両ヒザを床に着く姿勢になる。両手は肩幅くらいに開いておくように。
2.右手の外に右足(ちょうど右手に沿わせるような位置でOK)を踏み込み、左手の外には左足を同様に踏み込む。
3.両足のつま先を外側30°~45°くらいに開き、ヒザを開いた形でしゃがむ。両手は床から離して、できれば胸の前で合掌。さらに余裕があれば、両ヒジでヒザを外に押し広げるように使いながら、お尻の穴を真下に向けるイメージで背骨を伸ばす。へそと目線を正面に向け、5呼吸キープ。
※骨格や筋肉など、生まれ持ったものや習慣などで個人差が大きく出るポーズです。無理をしないよう徐々に慣らしていきましょう。
4.合掌の手をほどき、両足のつま先を再び正面へと向けながら前屈。ヒザは曲がったままでいいので、お尻を高く上げるような姿勢をいったん取る。その後で徐々にヒザを伸ばしながら起き上がり、最後に両脚を閉じる。

繰り返しになりますが、これらはあえて「時間をかけて」行うヨガレッスン。 無理なく行える範囲から徐々に可動域を広げたり、キープ時間を長くしていくことで、あなたが本来持ち合わせた魅力を引き出すものと考えてください。

特定のパートナーがいなかったり、いても離れて過ごしているという方へ。 触れ合うその時が来た折に、ますます魅力的なあなたでいられますように。

次回はヒップライン編の後編。ちょっとだけ強度を上げたポーズと、練習のポイントをお伝えしますよ!

KIE(キエ)
YOGA surya主宰、ヨガインストラクター。 少人数制のスタジオレッスン、個人レッスン、イベント出展、オンラインレッスンや動画講座でインストラクター活動の他、美容師、鍼灸師、フォトグラファー、メイクアップアーティストとのコラボモデルとしても活動中。YouTubeチャンネル動画総再生回数は350万回以上。

Share

Profile

YOLO 編集部

YOLO 編集部

フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

YOLO 編集部の記事一覧

フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

YOLO 編集部の記事一覧

No more pages to load

x