Health & Beauty

太りすぎ防止!食後の消化力を上げるのに正座が効く理由

2018/08/28

食後はリラックスすることが大事

昔から「食べてすぐ寝ると牛になる」とよく聞きますが、これは食べた分運動をしないと太るなどの科学的根拠があるわけではなく、しつけや行儀の悪さなどの意味合いが大きいようです。実際は、完全に寝ないまでもリラックスして過ごすことは、消化を助ける大切な時間になります。

食後すぐに運動やスポーツをするとお腹が痛くなったり、体の動きが鈍くなりすることがあります。これは食物の消化・吸収のために、血液が胃に集中しているから。そのため、脳や筋肉には血流が十分に届かず、体の動きが鈍くなったり、眠くなったりするのです。

食べたものを消化する働きには、自律神経の副交感神経が関係しています。だから食後の消化には、副交感神経が優位になりリラックスすることが大切。反対に、交感神経にスイッチが入るような激しい運動をすると、消化の働きを妨げ、十分に消化が行われなくなります。自律神経の側面からも、食後にゆっくり過ごすのは大切なのです。

胃もたれ解消!食後の正座

食後のリラックスタイム、体を前かがみにしたり、ヒザを立てたり抱くように座ったりするのは、胃を圧迫してしまうので避けたい姿勢です。とは言え、リラックスしすぎずに、姿勢をある程度正すと、内臓の働きを促すことができるのです。そして、それには日本人が得意の正座が向いています。

正座の姿勢は、消化力を促す胃の経路を刺激します。正座をすると足先から体の前面を通る経絡をストレッチさせることになるので、気の流れがよくなり、胃の働きを促すのです。足先や足首をまっすぐに伸ばして、カカトの上にお尻を置くように座ると効果的です。

その上で、目を閉じて瞑想的な時間を過ごしましょう。無理のないゆっくりとした呼吸を10回ほど繰り返すだけでも、お腹の張りが緩まるのを感じられるでしょう。

食べすぎてしまった時にはヨガポーズ

さらに、そけい部やお腹を伸ばすには、正座をしたまま上体を後ろへ、ゆっくりと倒していきます。ヒジを背中側の床に下ろしたり、背中を床に着けたりして、体の前面を伸ばしましょう。

このポーズをすると、腹部と骨盤周辺が気持ちよく伸びているのを感じられます。消化を促進する他に、足のむくみを解消する効果も得られます。

胃の消化力が高まれば、体の中に未消化物が残って蓄積することがなくなり、引いては太りすぎ防止にも!ボディデザインに時間をかけているトレ女は、今後、食後の過ごし方も気にかける必要がありそうです。

 

 

ライター:安藤けいこ
呼吸法ヨガセラピー実践、指導者。ヨガ歴17年、ヨガ指導歴12年。絵描き、元JSBA公認プロスノーボーダー。南米ペルーのセラピー施設でヨガ指導担当。2014年日本帰国。神奈川県逗子市在住。

続きを読む

RECOMMEND

FEATURE