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生理不順は脳の危機感のせいだった!?あなたの生き方を見直すチャンスかも…

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、生理が止まるのは脳の危機感が原因、というお話です。

脳と卵巣の連携で月経が起きる

悩んでいる人も多い生理不順は、どうして起こるのでしょうか?

「生理不順の理由を説明する前に、まず月経がどのように起きるか、そのメカニズムについて説明しないといけないですね」と真理先生。

「生理の時には、脳から月経のためのホルモン=指令が出るんですね。その指令を受けて、卵巣から女性ホルモンが分泌し、卵が排出されます。要するに、脳と卵巣が相互に連絡を取り合って、月経が毎月起きているんです」

ストレスで生理がこなくなる理由は、この月経のプロセスにありました。

「ちょっとしたストレスで生理不順が起きる理由は、女性ホルモンのコントロールタワーが、脳の視床下部にあること。実は脳の視床下部には、感情や感覚(五感。触覚・嗅覚・視覚・味覚・聴覚)、自律神経、食欲、睡眠、性欲をつかさどる中枢もあります。だから、ちょっとしたストレスで本当にダイレクトに影響が出てしまうんです」

「嫌な音を聞いたり、嫌な臭いを嗅いだり、嫌なものを見たり、嫌なものに触れたりするだけでストレスになります。ダイレクトに女性ホルモンのコントロールタワーに影響が出て、ホルモン分泌や月経にも異常が簡単に現れるんです」

もし生理が止まったら…自分の生き方を見直そう

「月経は1カ月の生活に対する通知表」というのが真理先生の持論ですが、生理が来ないのは最悪の成績、ということでしょうか?

「悪いというか…『脳がダメージを受けていますよ』ということです。そうすると、生殖活動はストップしてしまうんです。子孫のことより自分の血圧や心臓といった命を守らなくてはいけないので、女性ホルモンは二の次。月経はお休みになって、妊娠できない状態に」

「ストレスがかかると交感神経が上がります。そうすると、脳は“生きるか逃げるか死ぬか”みたいな危機だと受け止めるので、生殖活動している場合じゃないんですね」

生理が来なかったら、自分が危機的状況にあると思ったほうがよさそうですね…。

「そう、自分の生き方を見つめるチャンスですよね。失恋や睡眠不足、ダイエットでも生理は止まってしまいます。ダイエットをしていると栄養が偏ったり、足りなくなることも。食欲も中枢が同じところにありますから、もう生理なんてストップですよね」

最近生理が来ないけど、楽ちんだからいいか…などと安易に考えるのは禁物のようです!自分の暮らしを見直してみて。

ライター:沢田聡子

監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ。

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