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20~30代で生理が止まるのは卵巣じゃなくて、ココが問題かも!?

2019/03/28

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、更年期にはまだまだなのに生理が止まってしまう理由について聞きました。

脳の危機感が原因

更年期にはほど遠い世代の、若い女性でも生理が止まることは少なくありません。真理先生、どんな原因でそうなってしまうのでしょうか?

「ストレスや自律神経の乱れが、原因であることが多いですね。若い人は卵巣も若いので、骨盤の中の卵巣機能は全然問題ないんですよ。卵巣はまだ元気なので、本来ならばエストロゲン(女性ホルモン)を出す力があって、排卵できる能力が備わっているはず。問題は、脳の視床下部にあります。ここが狂ってしまったために連携が乱れてしまって、指令が卵巣にうまく送れていないんです」

☆脳と卵巣の連携で生理が起こる仕組みについては、こちらの記事をどうぞ
https://yolo.style/hb_or190308_005/

つまり、卵巣の状態にかかわらず、脳が危機感を感じたため、卵巣との連携がうまいかなくなり、生理がストップしてしまうのです。

ダイエットや運動は負担にならない範囲で

妊娠していない20~30代の女性の生理が止まったら、ストレスがかかっているか、もしくは生活が乱れていると考えたほうがいい、ということでしょうか。

「そうですね、過激なダイエット、過剰な運動はよくないです。アスリートで無月経になる方、結構多いですよ」

美容に関心が高い若い世代は「とにかくやせたい、だからハードにダイエットして、トレーニングもしなきゃ!」と思ってしまいがち。その結果、卵巣が若くても、脳が体の危機と感じてしまい、生殖活動をストップしてしまうのです。

自分が生きていくための作業ではない排卵や生理は、体にとってはある意味“余計な仕事”だと言えるのかもしれません。まだ若くても、もし生理が止まったら、それは自分に余力がなくなっているサイン。体をいたわってあげましょう。

監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ。
ライター:沢田聡子

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