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自分が持っている偉大な力【自然治癒力】を信じよう

2019/04/23

自然治癒力って何?

自分の体を治す、改善する、予防するには。自分の中に備わっている自然治癒力を生かすことが重要です。自然治癒力とは、人間がもともと持っている、自分を治そうとする力のことです。

体が治るということから免疫力と混同されることも多いですが、イコールではなく免疫系よりももっと大きな範囲を指します。

免疫力は抵抗力や治癒力のことですが、自然治癒力となると内面的なものや、気の流れなども関係してきます。それらをトータルしたヒーリングシステムを自然治癒力と言い、アメリカの医学博士であるアンドリュー・ワイル博士は「治癒系」という言葉を使って、提唱しています。

人間とはナチュラルな存在

人間は科学的に割り切れるものではなく、ナチュラルで茫洋としたもの。治癒系とは、人の見えない世界も含めて全体の働きのことを言います。

例えば、簡単な傷が治るのは治癒系の働きです。気の力などがバランスよく働いた結果、傷が治るのです。気の力が強い人は傷が締まりやすく、弱い人は締まりにくいのです。

人は自然の一部です。そうした取り巻く環境なども含めて、治癒系はものごとを捉えます。この、全体という目線からものごとを考えることを、「ホリスティック」と呼んでいます。

ホリスティックとは1926年に作られた造語で「全体」、「関連」、「つながり」、「バランス」といった意味があります。そうした目線で人の健康を見ていこうとしているのが、ホリスティック医学というもの。自然治癒力をサポートします。

本当に自然の力だけで治る?

でも、本当に自然の力だけで治るのでしょうか?そして、自然の一部である私達は、それだけに頼るほうがいいのでしょうか?

もちろん、それだけで治る場合もあります。でも、治らないなら現代医学の技術も使えばいいでしょう。どちらかに偏る必要はありません。

自然の力だけで、例えば休養を取れば治るというならそうすればいいでしょう。休養も自然の力なのです。

現代はすぐ薬に頼ったり、休みを取れないというような社会的な雰囲気があることも多いもの。そういう価値観が変われば、自然療法も現代医学も区別がなくなるのです。

まずは自分に備わった力を信じる。そして、必要に応じて現代医学も利用する。そのどちらも知っていることが大切なのです。

ライター:幸雅子
出典:『自然力ケア』/「自然治癒力でなおすってどういうこと?」
監修:降矢英成/赤坂溜池クリニック院長。東京医科大学卒業、東京医科大学第3内科、LCCストレス医学研究所心療内科、帯津三敬病員などを経て、ホリスティック医療の実践の場として当クリニックを開設。日本心身医学会認定医。日本ホリスティック医学会副会長。

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