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コーヒーやチョコレートを口にしないとやる気が出ない…それ、副腎疲労かも!?

2019/06/28

「副腎」を知っていますか?

副腎とは、さまざまなストレスから体を守るホルモンである「コルチゾール」を分泌する臓器です。50種類以上のホルモンを生産・分泌している内分泌器官でもあります。「ストレスの腺」とも称され、ホルモンを分泌することにより、心身が受けるあらゆるストレスから体を守る仕事をしています。

そんな副腎は、ストレス過多の状態になるとコルチゾールを浪費することになり、疲れて機能が低下します。そんな副腎の状態を「副腎疲労」と呼ぶのです。

あなたは大丈夫?「副腎疲労」の可能性を診断

心と体の状態に気づくための簡易チェックがこちら。以下の項目で当てはまるものがあればチェックしてみましょう。

・朝起きるのがツラい。
・熟睡できず、朝に目が覚めても疲れが取れない。
・甘いものや塩分が高いもの(しょっぱいもの)を好んで食べる。
・エネルギーが不足している感じがする。元気が出ず、倦怠感を覚える。
・今までできていた日常的なことをやるのにひと苦労する。
・性への興味が低下している。性欲がない。
・ストレスにうまく対処できない。小さいことでもイライラし、人に八つ当たりする。飲酒や喫煙の習慣がある。
・風邪や呼吸器の感染症(気管支炎など)に罹ると、なかなか治らない。ぶつけた傷なども治りにくい。
・ベッドや椅子から立ち上がると、クラクラしたり、目の前が真っ暗(白)になる。
・気持ちが落ち込む。“うつ”っぽい気がする。
・人生に何の意味も見出せない。楽しいことがない。
・PMS(月経前症候群)が悪化している(月経の数日前から月経が始まるまでの間に、腹痛、頭痛、肩コリ、むくみ、便秘、下痢や眠気、気分の落ち込みが激しくなるといった症状がある)。
・コーヒーやコーラなどのカフェインの入った飲み物やチョコレートを口にしないと、やる気が出ない。
・思考が定まらず、ボーッとすることが多い。集中力が低下した。
・もの忘れをすることが多くなった。昼食に何を食べたか思い出せないなど、記憶力が落ちた気がする。
・食事をスキップするとぐったりしてしまう。
・甘いものを食べると急に元気になるが、その後だるくなる。
・午後3時か4時ぐらいの間はぼんやりしている。
・我慢ができなくなり、急にキレてしまう。
・夕食後の午後6時以降になると、やっと元気になってくる。

チェックした項目が三つ以上あれば、副腎疲労にかかっている可能性アリ。改善に取り組みましょう!

副腎疲労の改善は「フィジカル」「メンタル」両方から

副腎疲労改善のためにはフィジカルとメンタル、両方のケアが必要です。

フィジカルの改善には腸をいたわる食生活で、コルチゾールの浪費を阻止することが有効です。

副腎を疲れさせるストレス要因として食事は大きな要素。副腎疲労の症状がある人のほとんどは、腸における炎症トラブルなどがあります。腸の炎症は腸内環境を整えることから始まり、それは食生活を見直すことで対策が可能。

具体的には、植物性乳酸菌が効果的。動物性乳酸菌に比べて腸に生きて届きやすく、結果として腸内環境改善に効果的であると言われています。

メンタル面での対策は、自律神経を整えることが必須です。オススメはメディテーション(瞑想)。瞑想でストレスを減らすことで、自律神経のバランスを整え、結果として副腎の疲労が軽減されます。

チェックリスト出典:『心と脳の不調は副腎ケアで整える 「うつ」「認知症状」「発達障害」に効くホルモンのパワー』(本間涼子/本間龍介:著)

ライター:幸雅子

教えてくれた人:関由佳/内科医、味噌ソムリエ、メディカルフード研究家、野菜ソムリエ。専門は予防医学、栄養療法。2013年にNYで料理専門学校に入学、Chef’s Trainingディプロマを取得。その後約半年間ミシュラン星つきレストランや精進料理店でインターンを経験。NYで味噌の魅力を再発見し、味噌ソムリエ取得。現在は国内外でメディカルフード料理研究家として活動している。

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