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ヨガの古典『バガヴァッドギーター』が教える幸せに生きるための4つの言葉

ポーズや呼吸や瞑想や、とあるけれど、ヨガっていったい何なの? と聞かれたら、答えは一つ。「幸せに生きる方法を教えてくれるメソッド」。それを数千年にわたって研究し、検証し、改良したり、新しい方法を生み出したり…。いろいろな道のりを作りながら、みんなが同じ頂を目指しているのです。

その頂への道のお供として、ヨガにはいくつかの教典が残されています。そのうち、ここで紹介したいのは『バガヴァッドギーター』。成立したのは、紀元前5世紀~2世紀ごろと言われていて、世界で聖書の次に読まれているというベストセラー。神と人の会話が詩の形で書かれているが、その神の言葉が現代でもそのまま生きていて、例えばビジネス書などでもちょこちょこ引用されます。

そんな中から、心に響く言葉を厳選して4つ紹介しましょう。

 

バガヴァッドギーター 2章47節

君には定められた義務を行う権利はあっても
行為の結果についてはどうする権利も持たない
自分が行為するのではない
自分が行為すると考えないからといって怠惰にはならない

ビジネス書などでもよく引用される言葉です。今だけに心を注いで、自分ができることを精一杯やること。そうしたら自ずと結果はついてくるからこだわらない、という考え方です。そして、その結果は、その時どう見えたとしても、時間がたったら最良の結果だったとわかるはず。それは天の采配だから。

 

バガヴァッドギーター 6章16節

あまり多くを食べすぎてはいけない
また小食にすぎてもいけない
眠りすぎも睡眠不足もいけない

もうそのまま現代人の教訓でもありますね。何ごとも腹八分目。すぎたるは及ばざるがごとし!

 

バガヴァッドギーター 6章9節

自分に好意をよせるものも冷淡なものも
友人も敵も嫉妬深いものも
修道者も罪人も どこにも属さない人も
みな平等に観る人は誠に進歩している

今存在しているものは、そのままで価値があるけれど、例えば肩書きやその時々の思いはうつろなもの。価値を測る基準になるものではありません。そうしたものに惑わされないで心眼で観ること。そうしたら、すべてにおいて真の美しさを捉えることができるように。そういう姿勢、態度、在り方でいられることが、人として成長する土台を作ります。

 

バガヴァッドギーター 6章7節

心を克服した人はすでに至上我(パラマートマー)に達し
いとものどかな平安境に住む
彼にとっては幸も不幸も寒暑も
名誉も不名誉もすべて同じである

揺れる心に惑わされないようになった時、真の平和が訪れます。そうなったら、世の中にあるものに価値の違いなんてない、ということに気づくはず。その境地に至れば、争い事や競争、境界なんて必要なくなりますね。

 

ライター:大嶋朋子(Lotus8)
出典:Yogini・Vol.44/「見かけも内面も諦めない! ギーター流アンチエイジング」
監修:西川眞知子(日本ナチュラルヒーリングセンター代表。アーユルヴェーダプロデューサー)
参考文献『神の詩 バガヴァッド・ギーター』田中かん玉(TAO LAB BOOKS)

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