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体に毒素をためない消化力に整える両手いっぱいの6つの味

体の不調のもとになる未消化物

トレーニングやスポーツをしていると、汗とは切っても切れない関係です。その汗、時によって質が変わると思いませんか? その理由はいろいろありますが、食事が関係していることも大いに考えられます。もしかすると体に未消化物がたまっているかも?

未消化物とは、食べる量と消化する量のバランスを欠いて、消化しきれずに体に残ってしまったもの。インドの伝統医療であるアーユルヴェーダでは、この未消化物が、内科的な疾病、アレルギー、風邪、PMS、睡眠障害、精神的な病気、うつなどは、消化力の低下によって未消化物が残っていることが原因だとしています。

未消化物を体内に残さないためには、消化力(アグニ)を上げ、消化力に合った食事をすることが大切です。消化力は火のエネルギーで、火が小さいとくべたものが最後まで燃えずに未消化物を残し、大きすぎる時はその分適量を食べないと内臓の不調のもとになります。消化力は季節などでも変わるので、自分でそれを内観し、その時の消化力に合わせた食事をすることが健康のもとなのです。
そして、食事の基本はなるべく6つの味を食べること。甘・塩・辛・酸(すっぱい)・苦・渋で、この6つがアレンジできるように食材を選び、それが両手いっぱいに載るのが量の目安となります。6つの味は、以下のものを参考に。

 

【甘】

米、果物、イモ類、牛乳、肉、油など。炭水化物が多めの日本食では十分に取れている味。反対に糖質の量から考えると取りすぎているかもしれないので、自分のお腹に聞いてみて。

 

【塩】

塩、海藻、魚介類など。しょっぱい味は一般的に日本では十分取れているはず。ただ、できるだけいろいろな食材から取るほうが望ましい。

 

【辛】

スパイシーな食材すべてを指します。ショウガ、ダイコン、ニンニクなど。薬味としても大いに取り入れていきましょう。ダイコンは旬の時期にたくさん食べたいもの。

 

【酸】

チーズ、ヨーグルト、トマト、酸味の強い果物など。酢も日常的に取りやすい。トマトを添えたり、酢の物を一品足すなど、取り入れ方はいろいろ考えられる。

 

【苦】

緑黄色野菜全般。ゴーヤ、レモンの皮、ターメリックなど。小松菜やホウレン草などを使うメニューを考えてみましょう。

 

【渋】

クルミ、ハチミツ、ブロッコリー、カリフラワー、ジャガイモなど。「渋い」と聞くと急にはイメージがつきにくいが、わりと取り入れやすい食材かもしれない。

 

ちなみに、肉体における消化だけでなく、トラウマや感情のわだかまり、ストレスなどは心の毒素になり、これも不調の原因になるとも言われているので、心の未消化物もしっかり解消することも、健全な生活には欠かせないことだと意識しましょう。

 

出展:Yogini・Vol.49/「ヨガをする人の毒素をためない食事」
監修:福田真理(アーユルヴェーダ講師。Academy of Ayuruveda主宰)

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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