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悲しいと肺がチクチクする? 感情と体調はやっぱりつながっているらしい

東洋医学では、心と体は同じもの。だから、体には心そのものが見えていることになります。心理学でもよく言われることですが、例えば、話を聞いている時、前のめりになっているなら、それは好奇心の現れ。相手の話をもっと聞きたいという気持ちが強いということ。腕を組んで話を聞いているのは、相手を受け入れたくない、あるいは自分を守りたいという時。ちょっと心を開いていないということになるでしょう。

ヨガのポーズを見ていても、その姿勢の癖が生徒さんの心の癖とリンクすると、先生達はよく話します。例えば、英雄のポーズⅡで体が後ろ足のほうに引けている人は、心も少し及び腰。なんとなくいろいろなことを躊躇しがちに。反対に前足側に出ている人は、心がはやってどんどん突き進んでいってしまうタイプです。では、どこがベストポジション? それはポーズの真ん中に胴体があること。それがYESもNOも偏見を持たず、フラットな感情で相手の話を聞いたりできる心の持ち方につながっていくのです。

感情は内臓の状態にも投影されています。内臓の不調や違和感は、それに対応する感情の現れということが言われているのです。

首=無力感、強い恐れ、憤慨、混乱
右肩=不安、不満、憤慨、心配
左肩=悲嘆、悲しみ、不満足、罪悪感
左腰=悲哀、絶望、罪悪感、不満感、孤独
右腰=失望、無力感、心配、恐れ、絶望
尾骨=生存に関する恐れ、憎悪、恥、強い恐れ

中国医学では、こんな感じ。

肺=悲しみ
心=喜び
肝=怒り
腎=恐れ
脾=思い

もちろん、悲しいから肺が痛いんだわ、と違和感が続くのに病院に行かないのはナンセンス。でも、自分の感情と臓器がどんな風につながっているの? と内観してみるのはオススメ。自分に起こっていること、自分でしっかりと把握しておきたいものですね。

 

ライター:大嶋朋子(Lotus8)
出典:Yogini・Vol.53/「見えるからだと見えない体の解剖・生理」
監修:長谷川智(桐朋学園大学、一橋大学講師–古武術、東洋体育など)
参考文献:『感情地図』キャロル・ライト著/鎌田祐子訳(ビジネス社)

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