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猫背は美しさの敵!姿勢が悪いは人は股関節をチェック

2017/11/08

きれいに立てるのは股関節次第

いい姿勢とはどんな姿勢でしょうか? 見た目の美しさ、シルエットを思い浮かべる人も多いと思いますが、解剖学的には筋肉や骨格のポジションの正しさが大事です。筋肉や骨格が、その人の持つ本来の位置にあり、体のどこにも負担がかかっていなければ、正しい姿勢というわけ。そんな姿勢は、体に緊張を作らないため、動いた時もしなやかで美しいんです。

本来の位置・ニュートラルポジションとは、地球の重力の対して一番ラクな位置。だから自然で美しいんですが、カナメは股関節。そして筋肉同士の拮抗=引っ張り合いです。

股関節は、骨盤にある寛骨臼(かんこつきゅう)と、そこに収まる大腿骨で構成されています。上半身と下半身のバランスを取るべき場所で、体にかかる重力をここでいったん受け止め、両脚に分散されます。

股関節は円運動ができる関節で、機能解剖学ではこの円運動を六つの方向の動きで示します。

1:脚を上へ持ち上げ曲げる「屈曲」
2:脚を内側へ回転させる「内旋」
3:外側に回転させる「外旋」
4:脚を内側へ閉じる「内転」
5:外側に開く「外転」
6:脚を後ろへ引き伸ばす「伸展」

この六方向の動きを、フルに使えない人が増えています。現代的な暮らしでは股関節を使わないため、その周辺の筋肉がかたまってしまうんです。結果的に、股関節が担う動きを他の部位が補って、本来の筋肉同士の拮抗関係が狂ってしまうのです。

股関節を動かしてみる

ヨガでは前屈など股関節を軸に動くようなポーズがさまざまあるので、上手に股関節を使い、周辺の筋肉をほぐすことができます。代償的に筋肉を使う必要もなく、体を自然のままに動かすことができるようになります。また、自分の骨格や筋肉の内観を日常的に行うことで、改善する手だてを持っているのもポイントと言えそうです。

試しに股関節を触ってみてください。股関節がきちんと動いているなら、骨盤の前後傾はスムーズ。でも、実際に股関節を基点とした、骨盤の動きを感じられるでしょうか?

実は簡単に股関節をほぐす方法があります。まず、股関節周辺に感じられる出っ張り=大転子(股関節の一部)を見つけ、ここを押さえ意識しながら股関節を回します。股関節から輪切りになったようなイメージで行うのがポイント。続けるうちに柔軟性が上がってきます。

 

ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.18/「ヨギーニの美しさを科学する」

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