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10分で1時間の深い睡眠と同じ!? ヨガの最後にする「シャヴァーサナ」

2017/12/22

実はとても奥が深いポーズ

ヨガ歴も老若男女も問わず、みんな大好きなヨガポーズ「シャヴァーサナ」。クラスの最後に必ず行われるので、やったことがある人も多いはず。これってポーズをやって疲れた体を癒やす、寝る時間でしょ?ヨガって気が利いてるよねーって違います!シャヴァーサナも一つのポーズ。寝ていい時間では、本当はないんです。じゃあ、どんなポーズなんでしょうか?

Q:そもそもシャヴァーサナって何ですか?

死人のような状態になりきるアーサナ(=ポーズ)です。シャヴァーサナを直訳すると「屍のポーズ」。心も体も動かさず、ただ屍のようになって、完全にリラックスすることを体幹するポーズです。近年はクラスの最後にクールダウン的に行われることが多いようですが、本来のシャヴァーサナは、一つのポーズごとに行うもの。ポーズによる体の中の変化を詳細に内観するためです。そうして体を見つめていくと、自分の体と心の関連や法則がわかってきます。単なるくつろぎタイムではなく、重要な意味があるのです。

Q:どのような効果がありますか?

心身ともに深いくつろぎ状態になることができます。シャヴァーサナを正しく行うと、疲れが取れて心身がリラックスします。睡眠では、脳神経のストレスを取るため、自然に夢を見るので脳はなかなかくつろぎませんが、シャヴァーサナでは、イメージ誘導などによって体と脳を芯からほぐすことで、大脳のリラックス状態を示すα波やθ波が早く現れるように。よく10分間のシャヴァーサナは60分の睡眠に当たると言われるのは、このためです。

Q:眠ってしまうのはリラックスできている証ですか?

実は、本当に脱力していれば眠りには落ちません。シャヴァーサナ中に眠ってしまうのは、寝不足だったり、疲れがたまっているから。また、体が硬い人も脳の表面が寝ている状態なので、眠りに落ちやすいです。逆にシャヴァーサナが深まり、本当の意味で体の力が抜けると、脳が安らぎ意識は覚醒します。つまり眠っているようだけど、目覚めているのです。

 

ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.17/「シャバーサナって何ですか?」
監修:龍村修(龍村ヨガ研究所所長。国際総合生活ヨガ研修会主宰。’73年に求道ヨガの世界的権威、沖正弘導師に入門。’85年導師の没後、沖ヨガ修道場長を経て’94年に独立。ヨガや気功など東洋の叡智を活用し、生命の声、母なる地球の声が聞ける心身作りを提唱している。)

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