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疲れたな〜と思ったら。 誰でもできる、瞬間リラックス法

呼吸は神経とつながっている

「ヨガが最も大事にする『経験』により賢者達が生み出した呼吸法は、実践の哲学そのもの。それにやっと今、近代科学が追いつき始めている」と、友永ヨーガ学院院長の友永淳子先生は話します。

深呼吸、つまり長く息を吐くことで気持ちを落ち着かせることができるのは、副交感神経を刺激しているから。現代になり、呼吸が自律神経と深くかかわっていることが解明されましたが、古代インドのヨガ行者達は、そのことを経験から知っていたのです。

長年にわたり、第一線で日本人に適したヨガを伝え続けてきた友永先生に、体と心をコントロールする呼吸法を教えていただきました。

フレッシュな自分になれる「感覚ゆったり呼吸」

まずは、生まれ変わったような気分を味わえる「感覚ゆったり呼吸」にトライしましょう。

1:首・下腹・みぞおちを伸ばし、姿勢を正します。
2:ゆっくりと息を吐き出し、静かに吸う呼吸を2~3回繰り返します。

これだけで呼吸が深くなり、呼吸だけでなく、心まで整うのが感じられるはず。初めて呼吸法を行う人でも、日常から離れ、本来の自分に戻ることができますよ。

夏の暑さを和らげる「シータリー」と「シートカリー」

梅雨が明ければ、夏がやってきます。近年の尋常ではない暑さに疲れを感じたら、「シータリー」と「シートカリー」の呼吸法を試してみて。

 

「シータリー」は息を吐き、口を「い」の形に開けて。歯の裏に舌先をつけ、歯の間から息を吸い入れます。そして口を閉じ、鼻から息を吐きます。

「シートカリー」では息を吐き、舌を筒のように丸めて口の外に出して。舌の間からスーッと息を吸い入れ、冷えた唾液を飲み込みます。その後舌をしまい、鼻から息を吐きます。

気化熱を肺に送ることで体を冷やし、体にたまった暑さを和らげるのがこの二つの呼吸法。ノドが乾いたり、お腹が空いたりした時にも効果的です。口を閉じたままの「シートカリー」なら、電車の中でも気軽に行えますね。

いつも何げなくしている呼吸に、ちょっと意識を向けることで、心と体をメンテナンスすることができますよ!

 

ライター:沢田聡子
出典:『Yogini』vol.53/「呼吸法を極めて、体と深いつながりを持つ」
監修:友永淳子(友永ヨーガ学院院長。渡印・渡米によりヨーガ指導を学び、1978年に同学院を創立。インド・リシケシ/シバナンダ・アシュラムで修行し、アーサナ指導をはじめ、プチ断食など体内をリセットするための生活指導なども行っている)

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