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知ってるようで知らない月経のこと。素朴な疑問に答えます。

女性の変化の元を作る体内システム

毎月ある月経ですが、意外と知らないことが多かったりしませんか?誰かと比べることも難しい、とてもパーソナルなもの。ちょっと面倒くさいな…などと思わないで!その仕組みを学べば、女性の体の不思議に近づけるかもしれません。今回は、特によくあるギモンにお答えします。

月経が始まる時期

女性ホルモンの大元をたどると、コレステロールに行き着きます。つまり、女性ホルモンの原料はコレステロール。コレステロールは脂肪の一つなので、体に脂肪がほどほどにない限りエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌は始まりません。

女の子が成長のピークを迎えて、身長が一年に8cmほど伸びるのが、だいたい10〜12歳。身長が伸びると、ウエストまわりにはある程度脂肪が蓄積されます。その成長のピークの約1.3年後に、初潮を迎えることがわかっています。

月経が終わる時期

閉経の時期は、女性ホルモンの分泌量で決まります。卵子の元である原始卵胞が残っていても、卵巣の働きが衰えて女性ホルモンの分泌量が減ると、閉経を迎えるのです。

早めの閉経を避けたい人はタバコを控え、血中のコレステロール値を正常に保つようにしましょう。

女性の月経周期

月経後にエストロゲンが増え始め、ピークを迎えると排卵が起きます。排卵後にはプロゲステロン(黄体ホルモン)が増えて高温期が続き、排卵の14日後に月経が起こります。月経から排卵までの日数はその時々でさまざまです。

血量の多さ

正常な時の月経血の量は約20〜180g。月経血の量は、子宮内膜の厚みによって左右されます。エストロゲンにもプロゲステロンにも、子宮内膜を厚くする働きがあるので、どちらの量も多いと内膜が厚くなって、月経の量が増えます。

どちらかと言うと、エストロゲンの分泌のほうが大きく影響しています。40代に差しかかると月経量が減ってくるのは、エストロゲンの分泌量が減っていくから。大きく減り始めたら閉経が近いかな、と考えてもらっていいでしょう。

食べすぎていると月経血の量が多いと聞くことがありますが、これは科学的にはまったく関係ありません。

 

 

ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.56/「女性ホルモンについてきちんと学ぼう」
監修:高尾美穂/産婦人科専門医。スポーツドクター。女性のためのクリニック「イーク表参道」副院長。

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