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ぽっちゃりボディが実は健康でモテる理由

脂肪はただの脂肪じゃない?その役割

トレーニングブームにのって、ストイックにボディメイクにいそしんでいる女子に警鐘! 自分の体脂肪をご存じですか?彫刻のように筋肉で形作られた体はとても美しいものですが、美筋肉を追い求めるあまり、脂肪を敵視している人も少なくないよう。筋肉に役割があるように、脂肪にももちろん役目があるのです。

女性にとって大切な皮下脂肪の三つの役割

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。内臓まわりにつく内臓脂肪に対し、皮下脂肪は皮膚と筋肉の間につきます。指でつまめるその贅肉こそが皮下脂肪。アラサーの女子につきやすいのが皮下脂肪のほうです。

実は、皮下脂肪には大きく三つの役割があります。貯蔵、保温、そして保護。

一つ目は、エネルギーを備蓄しておく役割。遭難事故に巻き込まれると、男性より脂肪のついた女性のほうが生き延びるというのは、よく聞く話。長期にわたる飢餓状態に対応できるように、余剰したエネルギーを脂肪にして貯めています。

二つ目は保温。体脂肪率3%の筋肉隆々の男性が、強そうに見えて、とても寒がりなのをご存知でしょうか。筋肉は動かせば熱を発することはできますが、保温ができません。脂肪は熱を伝えにくい性質があるため、断熱材の役割をすることができるのです。

三つ目が内臓を守るクッションの役割を担っていること。女性が妊娠した場合太りやすいのは、お腹の赤ちゃんを温かく守るためとも言われています。

脂肪の落としすぎで冷え性、肌もガサガサに…

これらの役割を無視して、ひたすら体脂肪を減らし続けるととんでもないことに!女性は体脂肪率18%を切ると、ホルモンバランスが崩れます。美をつかさどる女性ホルモン「エストロゲン」の一部が、皮下脂肪でも作られています。ダイエットのしすぎで生理が止まってしまったり、肌や髪にツヤがなくなるのはこのためです(※1)。

冷えやすくなるのも問題。手足の冷たさがツライだけでなく、血行が悪くなると、内臓が機能しにくくなって、免疫や基礎代謝がぐっと落ちてしまいます。栄養も酸素も体にいきわたらないので、体力が続かずいつも疲れている状態に。胃腸も弱るため、健康や美容にいい食生活していても、栄養は吸収されないままになってしまうのです。

ぽっちゃりさんは男子の心を安らげる

そして大事なのは、そういう優しいボディのぽっちゃりさんは、男性の心をとろけさせる力を持っているということ。しっとりとして抱き締めたくなるような、柔らかさは、男性をして母親の安心感を彷彿とさせ、ホッとさせるのです。

もちろん、脂肪のつきすぎは、見た目にも健康にもNG。でも、極端なトレーニングをすることで、美と健康を手に入れるどころか、女性としての機能を損なう危険があるのです。

太りすぎず、痩せすぎず。ぽっちゃりしていて、メリハリのある女性らしさは、本当の意味での健康美、男子にモテる、優しい体つきと言えそう。

※1:川崎市立看護短期大学脂肪細胞から分泌される生理活性物質」参照

ライター:佐倉ひかる

出典;『Yogni61』ヨガする人のセルフケア

監修:松葉子/インナービューティーインストラクター

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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