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有酸素運動後の寝る時間で老化スイッチをオフ

老化スイッチを細胞レベルでオフにする方法

 

人間の細胞は、およそ60兆個の細胞からできていると言われます。この、一つひとつの細胞老化がいわゆる「老化」につながります。

細胞老化に深くかかわるのが、染色体の末端部分にある「テロメア」という構造体です。シッポのように染色体の先から伸びているテロメアは、数珠のようにつながっていて、短くなると細胞の老化が進みます。

細胞が死ぬ時は、このテロメアの最後の数珠つなぎの部分が切れる時だと発見されています。そして、細胞が老化すると体も老化。表皮に近い細胞が老化すると、シワの原因にもなります。

このテロメアを切れにくくする酵素が「テロメラーゼ」。この酵素は、瞑想状態の時に分泌されることがわかってきています。瞑想には体を細胞レベルから若く保つ効果があるのです。

大切な「呼吸と運動のバランス」

また、数珠つなぎの構造が切れやすくなる原因の一つが、細胞の「酸化」です。

酸化の原因は、体内で発生する「活性酸素」。ストレスやタバコの煙、大気汚染など現代人の日常には、体内を酸化させる原因があふれているのです。

その活性酸素を減らす効果があるのが、有酸素運動。有酸素運動は酸素を取り込む一方で、抗酸化酵素を発生させます。この酵素の働きがテロメアの構造体の破損を防ぐのです。

有酸素運動と瞑想

何から始めたらいいの?と迷っているならヨガがオススメ。ヨガは呼吸とポーズがバランスよく組み合わされた有酸素運動。若さを左右する「テロメア」との相性は抜群です。

また、瞑想も合わせるのがベター。といってもいきなり静かに座ったりするのはとても難しいので、ポーズをやった後にシャヴァーサナを組み合わせるのがオススメです。

いくつかのポーズを組み合わせて呼吸に合わせて動き、体を使った後に、大の字になって目を閉じ、横たわる時間を取りましょう。ヨガに限らず、有酸素運動の後には、この時間をぜひつくって下さい。

この時、自分の体に起こっていることを観察します。呼吸の速さや深さ、体が緩んで背中と床の隙間が減っていること、肩コリや腰痛などがあるならそれがどうなっているかなど。自分を観察することも瞑想です。

そして、ある程度、心身が落ち着いたら、ゆっくり起き上がり瞑想をするのもいいかもしれません。

ぜひ日常に取り入れてみて下さい。

ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.44/ヨガがもたらす「永遠の美しさ」
監修:石井正則/医師。JCHO東京新宿メディカルセンター(耳鼻咽喉科・部長・現職)。’06年に大病をして入院した際に出会ったヨガが、回復のきっかけとなる。スタジオ・ヨギーの公認インストラクターとなり、さまざまなヨガを学ぶ。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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