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和と洋で違うレディファーストの話。あなたはどれだけ知ってる?

2020/03/12

日本の女性に求められる二面性

公共の場で、女性をはじめ老人や子どもなど、弱い立場の人を優先させたり気遣いをすることがレディファーストです。一方で日本社会では、長い間女性は男性より控えめにすることが美徳とされてきました。現代の日本は、その二つの側面をあわせ持っているので、その場に応じた振る舞いが求められます。

例えば食事のシーン。食事のしつらえやシチュエーションによって、女性に求められる立ち居ふるまいが異なります。時に真逆のルールになることもあるので、チェックしてみましょう。

◇和式の場でのふるまい
・男性から先に入店し、そのまま案内係に続く。
・上座に男性が座り、女性は下座に座る。
・コートや脱いだ履物などは女性が心配りする。
・注文は男性が主に行う。
・お酌や料理の取り分けは女性が率先して行う。
・店を出る時は、男性から。

◇洋式の場でのふるまい
・男性がドアを開けて先に女性を通す。
・案内係がいる時は、案内係に続き女性が真ん中を先に歩き、男性は後ろを歩く。案内係がいない場合は、男性が先に歩き女性をエスコートする。
・女性から先に注文をする。
・レストランや喫茶店ではイスではなく、ソファ側の席を譲る。
・女性が席を立つ時は男性が先に立ち、女性の起立・着席に合わせる。
また、女性の左側に座っている男性は、女性のイスを引き、座る時にはイスを押す。
・お酌や料理の取り分けなどはすべて男性が行う。

レディファーストはビジネスの場でも有効?

レディファーストについては、基本的にプライベートにおける習慣であって、ビジネスシーンでは役職が上位か下位かが行動基準になります。ただし、美しい所作と気配りの観点から、ビジネスの場でもやっておいて損はありません。

ビジネスの場でもOKなエスコート

・ドアの開け閉め
男性が率先して開け、女性を先に通してから男性が通るのが基本。また、後から来る人がいる時にドアを押さえておくのは、男女ともしておくといい。

・エレベーターは女性を先に
男性がボタンを押して女性を先に通します。特に年上の女性は一番先に。

・荷物は率先して持つ
男性側が上位者であっても、女性に重たいものを持たせるような行為はつつしむ。

エグゼクティブになればなるほど、そういった場に慣れているので、自然な女性のエスコートに長けているのも事実。その場合は、女性側も素直に受けるのがいいでしょう。

ライター:幸雅子
出典:『正解のない大人のマナー集』
監修:福島由美/イメージコンサルティングサロン ユミ代表。イメージコンサルタント・人財育成トレーナー・司会。1976年東京都生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、1998年株式会社リクルートに入社し、広告企画営業を担当。リクルート勤務の傍ら2000年よりマナー研修講師、婚礼司会者としても活動し、2008年に独立。カラー診断・ファッション・メイクアップ・マナー・立ち居振る舞い・話し方などのトータルイメージアップ指導を行う。

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