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美トレ女子の先輩。モデル・菅井悦子の 「たくましい心、しなやかな体」

七転び八起き

「七難八苦」とか「七転び八起き」っていう言葉知ってる?昔からあることわざ(意味は自分で調べてみてね!)、ということはどの時代の人も、『考え、悩む』ことをしていたということ。
つまり誰もが同じように『どうしてこんなことが起こるんだろう』と考えていたってことですよね。

人生は楽しいことばかりじゃない。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」と言うけど、渦中にいるときは辛さばかりを感じるものです。でも、抜け出てみるとその悲しさや苦しさが『自分の強さ』になっていることが多いものです。

きっとその経験をすることで、同じように悩み、苦しむ人に手を差し伸べる勇気を持てる。すごく辛かった時「辛さや悲しみを知っているからこそ強くなれるし、優しくなれるんだよ」と言われたのが、今でも私の中に響く言葉。

「あの時すごく泣いたけど、今あの子も同じ経験をしているんだ」って思うと、「大丈夫だよ」と声をかけられるから。そこに手を差し伸べる一歩が、若いころは出なかったけど、少しは私も役に立てるかな、っていう経験が増えていく。ちょっとずつ年を取って、心もちょっとずつ年輪のように太くなっていけたらいいなって思っています。

柔軟性のある心でいたい

『芯は持つ。でも頑固にならない。』
自分の軸を持つこと、信念を持つことはとても大事だけど、人の意見に耳を傾けることができない事とは別。硬すぎず、柔軟性を持ち、『こっちの道もあるんだ』ということを吸収できるようにいる。良いものを取り入れ、そして、間違ってるかもしれない方向を正すゆとりを持ちながらいたいですよね。

体は硬くてもいい

柔らかくなくてはいけないなんて思ってませんか?尊敬するトレーニングの先生が、『体なんて硬くたっていい。その人のバランスが取れていればいいんです』って言っていた言葉が一つのターニングポイントで、ヨガをしている私にとっては衝撃のひと言でした。

前屈・後屈・側屈・ツイストのバランスが全部整っていればいいんだよ、って言われたんですね。「テントってそうでしょう?4つの柱で支えられてて、全部が同じバランスで立っているからピッと幌が張るでしょう。一個がズレると全部崩れるんだよ。前屈だけ、後屈だけすごいんじゃなくって、その人なりに同じようなバランスを持っていればいいんだ」って。

「柔らかくなければいけない、柔らかい方が絶対にいい」って思っていた考えが崩れて、私も頭の柔軟性が乏しかったな、と気がついたんですよ。柔らかくなくてはいけないという思い自体が柔軟性に乏しい考えで、「なんでこんなに私硬かったんだろう」って。それからは柔らかいといいこともあるけど、別にそこに執着しなくてもいいかなって思えるようになりました。その人なりの柔らかさとしなやかさを持っている体でいればいいよね、とも思っています。

変化に対応できる心と体

心も体も、たくましく、柔らかく、心地よく、変化に対応できるようなものでありたいと思う。だから柔らかけりゃいいっていうものじゃないし、跳ね返すほど強くなくてもいいけど、まあ多少荒波があったとしても、その波に揺られ、その波を楽しめるほどのゆとりがあればいいな、と思います。

投げ出したいと思うなら一度投げ出したっていいんです。思考や体をリセットして、お休みを与えて一息ついて、次の一歩を進めばいい。いつでも進み続けなければいけないというルールはないのです。『私なり』を見つけて、お休みも、寄り道もして、『なりたい自分』になって行きましょう。

 

菅井悦子(プロフィール)
1979年3月13日、宮城県仙台市出身。雑誌『non-no』(集英社)のノンノフレンドとしてモデルデビュー後、『non-no』の専属モデルに。その他、『MORE』『With』など多数のファッション雑誌で活躍。‘09年、全米ヨガアライアンスを取得。ヨガにウエイトトレーニングのメソッドを取り入れた、アッパーバランスボディヨガ(UBY)、リストラティブヨガ、マタニティヨガなどさまざまなヨガの講師、また食育指導士としても活躍中

 

聞き手:沢田聡子
写真:istockphoto

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