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憧れの職業? ヨガインストラクターを長く続けていく方法

憧れのヨガインストラクターライフ

友人に誘われたり、雑誌の影響で出会ったヨガ、受講するたびに体や心の変化に気がついたり、インストラクターや場所の雰囲気の居心地のよさに癒されていく…。

しばらくヨガを続けていくうちに、なぜこんなに体と心が軽やかに変化するのだろう?もっとヨガの真髄を知りたい!学びたい!とヨガワークショップや指導者育成コースなども受講し、いざ憧れのヨガインストラクターデビュー!

インストラクターは呼吸が速くなる?

でも、実際にヨガを受講するのと教えるのでは、実は大違い。クラスで体や呼吸をのせていくのが気持ちいいのは、生徒達が呼吸をしやすいように、インストラクターがその場の雰囲気や生徒のレベルと、呼吸のリズムを観察しながらシークエンスを進めているから。

それを伝えたり教えたりするインストラクターは、生徒と同じ呼吸や息遣いを保つよりも、さらに深く長く、安定したリズムの呼吸を持つようにしているので、吸う息と吐く息はほぼ2倍速!「それでは皆さん息を吸って」と言っている際、生徒は息を吸っていますが、インストラクターは声を出しているので、息を吐いていますよね。そこから改めて息を吸う。この時点でインストラクターは生徒の倍の呼吸をしています。

これをヨガレッスンの間、ずーっと継続している。さらには。生徒の体の動きを確認し続ける、シークエンスを組み立て続けるなど、頭の中は休むことなく交感神経が優位の状態が続きます。もちろん素晴らしい音楽家が、オーディエンスと一体化した時の恍惚状態も、ヨガを指導している最中に経験することもあります。でも、最初は思っていたのとだいぶ違うと感じるのも事実です。

1日に行うレッスンの数

ヨガの流派によって一概には言えないのですが、ヨガスタジオでは、朝7時~夜22時くらいの間で、5~6本ほどの多種多様のヨガレッスンが行われています。インストラクターは多い人で週14本ほどレッスンを行っています。同スタジオ内であったり、あちらこちらへの駆け巡るようにスタジオ間を行ったり来たり、移動を含めて1日3本前後。スタジオによっては受付スタッフや清掃もインストラクター業務内の場合もあります。先ほどの話で触れた、インストラクターの呼吸の倍速のことを思い出してください。移動も含めると、インストラクターは意外と体も心も休める時がないんですよね(笑)。

インストラクターこそ自分のヨガの時間が必要

毎日ヨガを教えていると体を動かしているので、ついついヨガをした気持ちになりがちです。ヨガはポーズだけではなく、計り知れない深さの叡智があることを、インストラクターなら熟知している通り。

自分自身に向き合う、静かな時間を自分のために設けましょう。生徒のためのヨガを忘れて、自分のためにヨガの時間作り、ヨガのアーサナ(ポーズ)を神聖な時間に捧げましょう。そして、呼吸法、瞑想、ヨガ哲学の読書もいいでしょう。

自分のセルフヨガの時間を充実させることは、自ずと有意義でゆったりとした時間の流れになり、まさに「今、ここに」という一瞬一瞬を大切に過ごすことになります。どんなに忙しくスタジオを駆け巡っていても、心のスピードは穏やかなままでいられ、結果的に長く愛されるヨガインストラクターになっていくのだと思います。

 

ライター:安藤けいこ
呼吸法ヨガセラピー実践、指導者。ヨガ歴17年、ヨガ指導歴12年。絵描き、元JSBA公認プロスノーボーダー。南米ペルーのセラピー施設でヨガ指導担当。2014年日本帰国。神奈川県逗子市在住

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