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いつまで自分の中の無駄を放っておくの? 効果的な取り除き方

引き算の美学

断捨離、ファスティング、デトックスなど、生活習慣やダイエットに欠かせない事柄って、シンプルな生活を続けていくこと。研ぎ澄まされた体と心ができ上がっていくのを感じる引き算の美学です。続けていくと、何も足さないし盛らないのに、不思議とワクワクするようになっていきます。

とはいえ、誘惑や魅力が多い日常の中で、シンプルな生活と思考を続けるってそんなに簡単なことではないですよね。

まるで川の流れのように自分を置く

おいしいものを食べたり、楽しいことを続けたりと、自分磨きのためにいろいろなことを吸収するのって楽しいですよね。

でも“磨き”というくらいだから、本来の意味は、今ある原石のような自分を擦って、激流に揉まれた小石が丸くなるように、余分についている無駄な何かを削り取ることではないでしょうか。

こちらは、鎌倉時代の文人・鴨長明(かものちょうめい)が書いた『方丈記』の有名な部分、

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし 」

(ゆく川の流れは絶えることがなく、その上、もとの水であることはない。月日も必ずすぎ去ってゆき、一日として同じ日が再び巡ってくることはない)

この川の流れが絶えないように、私達の日常も同じ日などなく、毎日さまざまな食べ物を食べて、栄養やエネルギーを使い、いろいろな思考によって心が変化していきます。

でも、この水の流れを感じたり、水を受け入れている川自体があるということを、ちょっと引いた目で眺めてみましょう。そうすると、シンプルな生活や体作りは、川の流れの一部で、やっていることは、いかに清らかな水を自分という器に流すか、ということだと気づくようになります。

そこから、じゃあ、シンプルな日々には何が必要なのかが、わかってくるような気もしてきます。

自分の中の無駄なこだわりを手放す

そんな気持ちになんとなくなってきたら、普段から気になっていた悪循環な生活習慣や、依存な人間関係、無駄な思考など、一度全部こだわるのをやめてみましょう。

そういうこだわりを手放すためには、何を持っていたほうがよくて、何が必要でないのかを、自分に問うことも大切です。そんな心持ちになってくると、もし何かがんじがらめになるような思いがあっても、きっと自然と離れていくでしょう。一時的に自分が空っぽになってしまう感覚に不安を持つかもしれませんが、その空っぽが心地よいもの。自分を信じて、無駄な思考の流れを見送ってしまいましょう。

瞑想の取り入れ方

無駄な思考の流れを取り去るのにオススメは瞑想です。でも、こうなりたいとか、こうであるべきなどの思考に陥らないように、目的や目標へ向かって行うのではなく、ただただ吐く息を観察するだけの時間を作ってみましょう。

最初の慣れないうちは、朝、晩の5分ほどでもOKです。

1.静かで安全な場所を選びます。
2.椅子や床に腰を下ろして、背骨をまっすぐにします。
3.両手は自然に太ももの上に置きます。
4.穏やかで自然な呼吸を繰り返します。
5.吐く息だけを観察し、意識します。
6.吸う息は自然に任せます。
7.湧いてくる思考などを、ただ流れていく時間のように心の中で眺めます。

やってみると、意外に5分は長いのですが、慣れてくると、この時間の自分のリラックス感が気持ちよくなっていきます。まずは、どんな気持ちがするのか試してみませんか?

 

 

ライター:安藤けいこ
呼吸法ヨガセラピー実践、指導者。ヨガ歴17年、ヨガ指導歴12年。絵描き、元JSBA公認プロスノーボーダー。南米ペルーのセラピー施設でヨガ指導担当。2014年日本帰国。神奈川県逗子市在住

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