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本当にこの方法でいい…?人を信じられなくなったら立ち戻るヨガの五つの教え

気持ちよく生きるための判断基準

世間を騒がしている、トップダウンの指示に対する行動の起こし方。自分の身に置き換えた時に、本当に正しい動き方をするための判断基準、あなたは持っていますか?ヨガの哲学には、人間が生きるために大切な、土台となる考え方があります。

ヨガの教えの元になる根本教典『ヨーガスートラ』は、紀元4−5世紀ごろに成立したと言われています。そこには、現代でもまったく通じる、深い教えが書かれています。今回は、人とのつき合い方における、五つの教えを紹介。あなたの人生の傍らにぜひ置いて下さい。

01. 傷つけない/暴力を振るわない

元は「殺生をしない」という意味。人を、自分を、すべての命や環境などを傷つけないということ。実は、まったく何も傷つけないで生きることはできません。私達は命をいただいて生きています。その場合、いただいた命をどのようにして生かすか、を考えるということです。また、環境を傷つけると、結果、自分達を傷つけることになってしまいます。すべては循環の中に在るのです。また、暴力を振るうということは、物理的なことだけでなく、言葉や態度の暴力もあります。パワハラ、セクハラ、モラハラ、モンスター○○など、すべて適度な範囲を超えていることが暴力につながるということです。どうしても誰かや自分を傷つけなければいけない状況であれば、次からの教えも含め、判断していきましょう。

02. 嘘をつかない

誰かに対して、自分の心に対して嘘をつかない。言い換えると、真実を語るということです。頑張って生きている私達は、人に嘘をつかないことは貫けても、その裏で自分の気持ちを無視してしまい、自分に嘘をついていることも少なくないのではないでしょうか?それは、自分を傷つけることになってしまいます。そして、ほとんどのことが、本当のことを言った時、きちんと進むべき方向にものごとが流れ始めます。その場ではとても嫌な気持ちになるにしても、嘘をつかないというのは、とても大切なことなのです。

03. 盗まない

ものを盗む、時間を盗む、情報を盗むなど、人はいろいろなものを盗むことができます。遅刻しがちな人は、誰かの時間を盗んでいます。会話においては、人の言葉尻を盗んで、自分の話にしてしまうクセのある人もいますよね。自分が何かを盗んでしまっていないか、考えてみませんか。もしくは、誰かに盗まれているものがあることに気づいたら、それはあなたもやっているかもしれないので、振り返って見てみましょう。

04. 適切な関係を結ぶ

「文春砲」でみんなが興味をもって手に取った記事の多くは、不適切な男女関係を結んだ話でした。結婚という制度がある以上、不倫は不適切な関係となりますね。あるいは、結婚していなくても、傷つけない、嘘をつかない、盗まない、という基準に則った時、不適切な男女関係は存在します。誰かと約束をしたら、その約束を守る。それは、理性を持つ唯一の生物として、深く考えるべき行動規範ではないでしょうか。

05. むさぼらない

何でもほしがらない、ということ。今、自分は最低限、何を持っていればハッピーなのでしょうか。ものをたくさん持っていれば、いいのですか。何から何までほしくなるのは、タンスを埋めたいのではなくて、心の隙間を埋めたいのかもしれません。あなたにとって、本当に必要なものを考えてみましょう。

 

世の中に起こることは、何か一つのことでは判断しきれないし、こちらを立てればこちらが立たないということも起こります。でも、上記の五つを知っていれば、自分にも相手にも取り巻くさまざまなものにとっても、無理やムダのない、ハッピーな状況を作れるはず。何か行動を起こす前に、それを考える冷静さを持つだけでも、いろいろなことが好転していくはずですよ。

 

ライター:大嶋朋子/『Yogini』『YOLO』の他、多くのトレーニング本や、女性の心と体を豊かにする書籍の編集に携わる。インタビューした数は1万人以上。日々、女性の心と体について知識を深めている

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