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【心のプロが答える】緊張しがちな人こそ素晴らしいパフォーマーになれる!

心のプロが教える、自分の見つめ方

心の相談は、誰にすればいいのかわからないですよね。お金を出してカウンセリングに行くには、ちょっと気がひけるし。でも、友達の答えではなくて冷静なプロの話が聞きたい…。そこで、よくお悩みを厳選して、プロのカウンセラーが答えます。

【今日のご相談】
私は緊張しがちなんです。ヨガのレッスンやトレーニングに行ってとても楽しいのに、インストラクターさんに「お手本になって」とか「あなたの思っていることを聞かせて」などと言われてみんなから注目されると、急に緊張してしまいます。緊張をしなくなる方法ってあるんでしょうか?

【今日のお答え】

緊張する自分を認める

そもそも緊張するのはどうしてかわかりますか?「実力以上のものを出そう」、「よく思われよう」としているからです。でも、人間はできること以外できないので、実力以上のものを出すことは基本的に不可能です。

今回のご相談の中では、インストラクターさんにほめられて「お手本になって」と言われたりするとあります。つまり、あなたは十分に実力が認められているということ。まずはそこを認めて、自分の実力を肯定してあげてください。

実力がつくとそれ以上を期待しなくなる

緊張するということに関して言えば、かつては緊張していたのに、繰り返して練習した結果、緊張をしなくなったという経験がある人もいるかもしれません。あれは、練習をして慣れたからという以上に、練習を繰り返したことで実力がついて自信がつき、「実力以上のものを出そう」と思わなくなったからです。

自信を持って臨む。そのために実力をつける。それって、とても大切なことなんですね。

緊張は悪いことではない

ちなみに私は、緊張をまったくしないことは、必ずしもいいことではないと思っています。何ごとも適度の緊張感がないといいパフォーマンスは出せないし、トレーニングの時には怪我をするリスクもあります。だから、適度の緊張を味方につけることが大事です。

では、緊張を味方につけるためにはどうすればいいのでしょうか。

その話をするために、「慣れる」というのはどういうことなのかを考えてみましょう。何かをやる時に、そのことに慣れていると、行うスピードも速くなるし、正確さも増します。何よりも、「何をすればいいか」、「何が起こるのか」がよくわかっています。慣れているというのは、ある程度の予見ができて、行うことがわかっている、だから起こることに対処ができる、ということなのです。

でも、そういう人でも、ある程度の緊張感を持って臨まないと、失敗をしたり間違ったことをしたりします。気を抜いた状態ではミスが起こりやすくなります。

慣れているという状態までやり込む

本当のエキスパートは、慣れているという状態までやり込みます。それが、かえって適度の緊張感を持ち続けられるからです。自分はエキスパートであるという矜持(きょうじ)から、いい結果を残そうとする気持ちが出るからです。それが、いい緊張感というものです。

初めて行うことなら、初めてを楽しむ

なお、初めてやることで緊張する人は、成功するイメージを強く持つこと、成功するために何をどうすればいいかを具体的に想像するといいと思います。自分は初めて行う入門者であるということを、逆に楽しむことが大事です。

 

 

ライター:あかり from 6483works
お話を聞いた人:柳田正芳/1983年生まれ。中央大学卒業(専攻は社会学)。性に関する世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」の公式委員会YOUTH INITIATIVEのメンバー。思春期若者世代の性の悩み相談・悩み解決に携わる。その他、「両親学級」で講師をつとめたり、大人の性の相談を受けるなど、民間活動から行政の依頼事業まで幅広く活動。

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