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骨盤まわりのエクササイズで生理痛が緩和される上に、キュッと引き締まっちゃうワケ

2018/11/28

女性なら知っておきたい月経と筋肉の関係

 

きちんと鍛えれば、月経痛が改善する

女性は月経周期によって体調に変化が生じやすい。だからその都度、トレーニングメニューも変えることが大切です。自分の体と向き合いながら鍛えることで、月経にまつわる悩みもだんだんと解決していくはずです。

骨盤やその周辺の筋肉は、子宮、大腸、膀胱といった内臓が落ちないように支える機能を担っています。しかし、月経前~月経中は一時的に骨盤が緩みやすく、子宮などの臓器が落ち込みやすくなります。ただ、骨盤を支える筋肉(骨盤底筋肉や腸腰筋)がきちんと機能していれば、多少の緩みが生じても、子宮を適正位置にキープできます。

一方、これらの筋肉が弱いと臓器が下垂しやすく、子宮などを支えている靭帯にテンションがかかり、痛みが発生。それが月経痛を重くする原因の一つだと考えられています。

鍛えるべきは、骨盤を支える骨盤底筋や腸腰筋のあるエリア。本当の意味で鍛え上げられたお腹は、骨盤まわりのインナーマッスルもきちんと機能しています。だから生理中の不調も少ないというわけ。

さらに、この筋肉が備わってくると血流量も上がり、子宮や卵巣の状態も整います。だからこそ、丁寧に体の奥から鍛えることが、特に女性にとっては重要なのです。

しかも、このあたりをインナーマッスルから鍛えれば、内側からキュッと引き締める効果もぐんと上がる、女性にとってはうれしい場所なのです。

黄体期は柔軟性アップに切り替えて

排卵期が終わってから、次の生理が始まるまでの「黄体期」。月経前症候群などの不調が生じやすい時期です。よく気分が落ち込みやくなると言われますが、これは単に心の問題だけではありません。

この時期は、女性ホルモンのうちのプロゲステロン(黄体ホルモン)が強く働くタイミング。このホルモンは水分を貯めると言われ、排泄機能や代謝機能も弱めてしまいます。それにより身体的な機能もガクンと低下してしまうのです。

だからこの時期はハードな追い込みには不向き。体調が低下しやすいので、丁寧に体と向き合いましょう。

筋肉が緩みやすい時期だからこそ、柔軟性を高めるには最適。緩やかな運動の中で身体機能が高まるようなメニューに切り替えるなど、賢くトレーニングしてみましょう。
ライター:幸雅子
出典:『Training for Woman』vol.2/「月経と筋肉の関係」
監修:岡崎倫江/プライマリメディカルサポート代表。医学博士。理学療法士。食コンディショニングトレーナー。金子雅明/プライマリメディカルサポートB&Mマネージャー。医学博士。理学療法士。日本体育協会公認アスレティックトレーナー。

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