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体は冷たいのに大汗…それって「若年性更年期」?

2019/05/20

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、若くても更年期のような症状が出る場合について聞きました。

原因は自律神経の乱れ

医学上「若年性更年期」という言葉はありませんが、これは、一般的には20~30代の女性に現れる更年期のような症状を表している言葉です。

「45歳ごろから始まる卵巣が老化することによって起こる更年期障害と、若い人の更年期のような症状は、根本的に違うんです。若い人は、ほとんどの場合、卵巣はちゃんと働いているはずなので、原因は自律神経の乱れであることが多いです」

心身の疲れ・間違ったダイエット・ストレス・過労などによって自律神経が正常に働かなくなることで、若くても更年期に見られるような不定愁訴に悩まされることがあるのです。

“ホットフラッシュ”に似た“冷えのぼせ”

「45歳以降の人は、卵巣の機能低下によって、“ホットフラッシュ”という症状が出ることがあります。卵巣が衰えて、うまくエストロゲン(女性ホルモン)を出せなくなるんですね。そうすると脳がFSH(卵胞刺激ホルモン)をバンバン出して、『ホルモン出せ!』と要求します。すると交感神経が上がって、上半身が熱くなっちゃうんですね。これが更年期症状の、“ホットフラッシュ”と呼ばれるほてりです」

「若い人にも、この“ホットフラッシュ”に似た“冷えのぼせ”という症状が出てくるんです」

「卵巣機能自体には問題がないことが多い若い人でも、まるで更年期症状のようなのぼせ・ほてり・めまい・頭痛・イライラが起きる場合は、自律神経の乱れが原因です。極端なダイエットやオーバーワーク、ストレスによって脳の視床下部が混乱をきたすことで、上半身に熱がこもりやすくなります」

「このような場合は、足元を十分に温かくすることで上半身にこもった熱を下ろしたり、好きなことをして気分をリフレッシュしたり、軽い運動や入浴で神経を緩めたりすると症状が緩和されてくるはず。若い方の“冷えのぼせ”解消法は、リフレッシュ、リラックスする時間を作ることかもしれません」

不快な“冷えのぼせ”は、生活を見直して改善しましょう!

ライター:沢田聡子

監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ。

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