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リラックスした気持ちのいい人になる四つの方法

せかせかしない、ゆとりある人へ

自律神経は、交感神経と副交感神経がTPOに応じて、交互にスイッチされることで、心身の活動をつかさどっています。そして、交感神経と副交感神経が優位になるタイミングが、一日の中でバランスが取れていることが健康のもとです。

しかし最近では、さまざまなストレスや生活習慣によって、交感神経が優位になっている時間が長くなっています。交感神経は、覚醒している状態を作り出すので、常にやる気に満ち、元気で頑張るモードになるスイッチ。偏ってしまうと常に闘争的になり、心がはやり、リラックスできず、不眠になったりします。また、消化不良も起こしやすくなり、血液循環なども滞り気味に。

つまり、いろいろな症状を引き起こしかねません。そこで、意識的に副交感神経が優位になっていく時間を作って、交感神経とのバランスを取っていく必要があります。

自律神経のバランスを整えて落ち着きを取り戻し、質のいい睡眠を取るための導入として、家でできる方法を紹介しましょう。日ごろからできる簡単な方法があります。ぜひ試してみませんか?

自律神経のバランスを整える四つの方法

01. 耳をふさいでハミング。自分だけの世界へ

情報の中に暮らす現代人にとって、集中することはかなりの難題。忙しく動く頭の中を落ち着かせないと、本質的な休息は難しいものです。そこで、オススメするのが、この方法。耳をふさいでハミングします。

耳の穴に指を入れて、音を軽く遮断した後に目をつぶり、「んー」とハミング。こうすると音が頭の中に響いて、それ以外はシャットアウト。適度な振動で気持ちよくもなります。期待以上に頭がスッキリ、静かになるはずです。

02. 手を温めて目を覆う。顔全体の緊張を緩める

現代人の暮らしの特徴の一つに、目の酷使があります。五感の中でも視覚からの情報は多く、パソコンやスマホなどの普及で、一点を凝視する時間も激増。目の奥にある筋肉は乾燥し、緊張しっぱなしになっています。今からすぐに行えるケアがこの方法。

筋肉は温まると緩むという性質を使って、こすって熱を作った手のひらを目の上に軽く置いて、目の周辺をじんわり温めます。緩んだと思うまで手を当てておきましょう。

03. 外のすべてをシャットアウト。自分の内側と向き合う

いわゆる瞑想を試してみましょう!自分が一番ラクな姿勢で座り、軽く骨盤を立てて、背骨を伸ばします。目はつぶっても、半眼でもOK。手も自分が落ち着くスタイルで、好きな場所に置いて。

その姿勢で、自分の自然なままの呼吸に意識を向け、どんな呼吸をしているか観察していきます。もし集中が途切れたら、また呼吸に意識を戻します。これを繰り返しているうちに、呼吸を観察している時間が徐々に長くなっていきます。そして、他に何も考えなくなっていくことに慣れていくでしょう。部屋を暗くしたり、香りを焚くなどの工夫をしてもいいでしょう。

04. 屍のポーズで一日をしっかり終わらせる

ヨガのクラスで最後にある「屍のポーズ(シャヴァーサナ)」。動いた後に、自律神経のバランスを取るポーズです。ヨガは普通、徐々に動きの強度を増して興奮させ(心拍数を上げ)、ピーク後、強度を落として身体の興奮を解いていくという構成になっています。

これは交感神経→副交感神経と、自律神経のスイッチを大きく入れ替えているのです。最後に屍のポーズを入れることで姿勢や呼吸への負荷を除き、自律神経のバランスを整えます。

だから一日の終わりにストレッチやヨガを行ったら、必ず屍のポーズで締めくくるようにしましょう。

 

 

ライター:幸雅子
出典:『Training for Woman』vol.03/「革命的休息」
監修:渋木さやか/ヨガ講師。ヨガライフアドバイザー。全国のヨガイベントやメディア出演などで引っ張りだこのヨガインストラクター。定期的にインドに渡り、伝統的なヨガや哲学を学び続けている。

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