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ちょっとした会話の仕方で 相手を突き動かす3つの方法

まずは相手を包む雰囲気で場作り

何かを相手の心に通したい時、どんなコミュニケーションを取っていますか? 巷にはいろいろな本が出ていて、テクニックが紹介されていますが、まず大事なのは「相手との意思疎通の場」が作れているかどうかです。「場」って何? ですよね。場とは、芝居で言えば舞台です。この上で芝居をしてねという空間。コミュニケーションにおいては、相手と自分を置く空間のこと。でも、それは何も「素敵なレストランを予約しないと」という話ではありません。自分の意識で作ります。話をする時に相手が気持ちをそらさないように、相手を包み込む雰囲気を醸し出すのです。それが場作り。本当に意識次第なので、自分もそこから離れないように意識をロックオンしてください。

不思議と相手との垣根が取れる三つの大事なこと

この三つがあると、て、スムーズなコミュニケーションになるはずです。

1:言葉を選ばす本音を言う

ヨガには、古くから「嘘をつかない」あるいは「正直になる」という教えがあります。仏教にも「不妄語(ふもうご)」という教えがあり、やはり「嘘をつかない」という意味。「私、嘘なんてつかないけど」って思いますよね? でも、よく考えてみると、思っていることをストレートに話す機会はあまりないものなのです。恋愛だったら駆け引きしてしまったり、ビジネスだったら言葉を選んだり…(建前までいかなくても、オブラートにくるんでいることありますよね)。実はそういうのがやっぱり相手に届きにくいのです。だから、思ったことをきちんと、思った通りに伝えましょう。うまく言えなくでも、そのほうが相手の心には飛び込んでいきます。なぜなら、そこには嘘がないから。嘘がない言葉には緊張がのっていないので、相手にも緊張をさせず、胸を素直に開きます。何とかごまかそうとか、つくろおうとか、そういう膜が取り払われているので、クリアに伝わるわけです。もちろん、相手を傷つける言葉をつかったりするのはNGですけどね。

2:呼吸を合わせて間を作る

相手と呼吸を合わせること、とても大事。相手の言いたいことを途中で遮って、自分が話し出したりすることありませんか? 自分の思ったことが言いたくて。でも、まず相手の言葉を最後まで聞かないと、本当に言いたいことが何なのかわかりません。遮ってまで話した言葉が返事として成り立たない可能性もあるわけです。何より、遮られたほうはとっても不快です。会話は「聞く」から始まると肝に銘じて下さい。

相手も気持ちよくて、自分の言葉を相手の胸に届けるには、呼吸が大事です。相手の呼吸を観察しましょう。その相手と自分の吸う吐くを同じタイミングにすれば、文字通り息が合うという状態になって、その場の空気の流れが整います。自分も落ち着くし、相手の言葉を最後まで聞くことができるようになるでしょう。何しろ相手と同じタイミングで呼吸をしているから、その言葉で最後なのか途中なのかが感じられるようになるのです。

「間」を持つことも必要です。会話をリズミカルに進めたいのはわかりますが、相手が話を飲み込む「間」は必要な時間。相手の話が終わったらすぐに話し始めるのではなく、何かのアクションを入れたり、「へー」とか「なるほどねー」とか感嘆詞を挟むことで、「間」の調整をしてくみましょう。その言葉が相手を自分にひきつける一語になることも大いにあり得ます。

3:相手よりゆっくり話す

言いたいことがたくさんあって、スピードが出てしまうのはありがち。でも、そこをあえてゆっくり話す。人はリラックスしている時ほど、言葉が耳に入ってきます。そのリラックス感を作るのが、言葉のスピード感です。もちろん、相手とスピードがかなり違って、相手がイライラするような状況になってしまったら、それはやりすぎ。でも、気持ちよさや落ち着きを誘う程度のリラックス感なら、大いに演出したいのです。その時のさらなるテクニック。それは、出だしの言葉を、相手の吐く息に合わせること。呼吸は自律神経と密接に関係していて、呼気は副交感神経、吸気は交感神経につながっています。副交感神経はリラックス、交感神経は元気を作る神経なので、ここでは副交感神経とつながっている呼気に合わせるということです。反対に、相手を盛り上げてぱーっと派手な会話にしたい時は、吸気に合わせるといいわけです。

 

ライター:豊田紗江
出典:『Yogini』Vol.39「相手の呼吸を読むことで会話力があがる!」
監修:シュミッツ千栄子(シュミッツ千栄子呼吸デザインセンター代表。シュミッツの森代表)

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