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【思春期の性の悩み】カウンセラーが教える 男子が好感を持つ話し方

「この子、何だかいいな…」と男子が気になってしまう話し方ってあるのでしょうか?10代〜20代の恋愛事情、sex事情に詳しいカウンセラー・柳田正芳さんが答えます。

男性脳と女性脳に違いはある?

男性脳、女性脳という考え方、よく耳にしますが、本当にそんなものがあるのでしょうか。脳科学者の中にはさまざまな検討を通じて得た知見から「男性と女性では何らかの違いはきっとあるだろう」と考えている方もいますが、その存在について、まだ実在を証明するところまではいっていないようです。

とはいえ、いろいろなお悩み相談を聴いたりする立場で観察していると、(科学的な根拠があるかは別として)男性と女性の思考や行動に一定の男性的/女性的「傾向」というのはあるように思います。

あくまで傾向です、傾向。男性にこういう思考や行動をする人が多い、という程度のもの。そうではない男性もいるし、逆に当てはまる思考や行動をする女性だっています(そういう人は世間的には「男性的」と言われたりしています)。

「オチのない話は苦手」な男性

…という前置きをした上で。
・男性の場合、オチのない話や何を言いたいのかわからない話が苦手な人は多いです。
・めんどくさがりな人も多いです。
・解決したがりな人も多いです。

そうすると、女子が「とにかく聴いて共感してほしい」と思って一生懸命に何かを語っていても、途中で(めんどくさいなと思って)「で、結局どうしたいの?それはこうしたらいいんじゃないの?」なんて言葉が、男子から飛び出してきてしまったりする。そこから、どうすればいいかについての大演説が始まったりすることが、よくあります。

ここにカップルの悲劇があったりします。初対面だったら会話が進まないし、無理をして聞いている男子の顔は、だんだん引きつってきているかもしれません…。

「結論→詳細→説明」の順序で話す

この原因は男性脳だからということだけでなく、普段、仕事の場で「結論→詳細説明」という情報発信の仕方を求められているからというのもあるし、単純に仕事が忙しすぎて、プライベートなことに割ける体力が残ってない、ということもあると思います。

なので、必要な話を届けたい時や、男子を話に巻き込みたい時には、1から順序立てて話をするのではなく、「結論→詳細説明」の順に言ってあげるほうが、刺さるかもしれません。

合コンなどで、そんな話し方をする女子に対して、「この子の話、わかりやすいな〜」なんて、あなたの話に引き込まれてしまう男子が、少なからず出てくるのではないでしょうか。その場合、彼らが身を乗り出してくるでしょうから、そうしたら、説明のところをどんどん盛り上げてください。

恋愛の醍醐味はコミュニケーション

でも、カップルの場合、そういう形でしかコミュニケーションが取れない場合、事務連絡はできると思いますが、想いをシェアするとか、愛情を表現するといったことがうまくいかないことも考えられます。

本来、カップル間のコミュニケーションは、そういうやり取りが楽しいもの。恋愛の醍醐味はコミュニケーションです。だから、お互いにわくわくドキドキするような会話を期待するのに、もしそれがうまく共有できない場合——あなたがどんな話し方をしようとも、彼があなたの話をきちんと聞いてくれないのだとしたら、そのパートナーと一緒にいることについて、少し冷静に考えてみるのもいいかもしれません。それでも一緒にいたいと思えば一緒にいればいいし、もっと他にいい人がいるかも…と思えばそういう道もあるかもしれません。

カップルのコミュニケーションに関する相談に、私ならそう答えますね。

相談者が男子なら、「途中で遮らないで最後までちゃんと話を聴くのはコミュニケーションの基本だし、そうしないと相手は自分に心を開かないし、『もう何言っても無駄だから別れる』って言われますよ」と言ったりもします。

あなたが何をどう伝えたいか

人生は自分ひとりで楽しい時間を切り拓けないとうまくいきません。人に幸せにしてもらおうというのは、自分の幸せのスイッチを他人に握られてしまうようなもの。だから、自分一人の人生がまずは楽しくあること。その上にパートナーがいることでもっと楽しくなる、という構え方ができるといいと思います。

男性脳、女性脳は一つの傾向にすぎないと言いました。あくまで傾向です。それに当てはまらない(=聴いて共感ができる、情緒的なやり取りに長けているなど)男性もたくさんいます。「男性脳はこうだからこうしたほうがいい」みたいなことに固執せず、いろいろな人とコミュニケーションを取る中で、お互いに合う人とご縁があるといいですね。

 

 

※文中に「聴く」という言葉を用いていますが、心を落ち着けて人の話に耳を傾けるという傾聴(けいちょう)の意味を含む表現であり、「聞く」ではなく「聴く」を使用しています。

 

ライター:三上あずさ
監修:柳田正芳
1983年生まれ。中央大学卒業(専攻は社会学)。性に関する世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」の公式委員会YOUTH INITIATIVEのメンバー。思春期若者世代の性の悩み相談・悩み解決に携わる。その他、「両親学級」で講師をつとめたり、大人の性の相談を受けるなど、民間活動から行政の依頼事業まで幅広く活動

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