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彼の気持ちを引くために駆け引きは必要?駆け引きってそもそも何?

【今日のご相談】
好きな人となかなか恋人に昇格しません。仲のいい友達としては成立するのですが「お前とではエロくなれない」と言われたりします。また、せっかくつき合えることになっても、やっぱり浮気されたりして長く続きません。女友達に相談すると「駆け引きが下手だから相手がドキドキしなくて逃げられる」ということを言われます。駆け引きって何ですか?どうやったらうまくいきますか?

【今日のお答え】
相手の気に入る姿を演じるの?

駆け引きという言葉ですが、広辞苑によると「芸能・売買・交渉などで、相手の出方を見て態度を変え、有利になるように処置すること」という意味だそうです。恋愛の場面でもそういうものが必要なのでは、というお友達のご意見と、それがどういうものでどうやったらうまくいくかという今回のご相談ですね。

まず最初に、「恋愛において駆け引きが必要かどうかというのはよくわからない」というのが私の回答になります。駆け引きを有利に進めるために自分を偽って、相手の気に入る姿を演じないといけない場面も出てくるはずだからです。それでも幸せでしょうか。

男子は緊張感がごちそう

とはいえ、お友達のおっしゃった「相手がドキドキしない」というのも、まったくわからないではありません。男性の恋愛に関する心理として「つき合えそうでつき合えないから気になる」、「ベッタリではなく、いつ別れてもおかしくない緊張感があると、いつも相手を気にしてしまう」というようなものがありますので、そこをうまくくすぐるといいかと思います。

つき合えそうでつき合えない…を演出

恋人になる前なら、仲良くなる過程で「この人、自分に気があるんだろうか」と思わせつつ、「つき合えそうでつき合えないな」と感じさせるというのが、一つのやり方かと思います。

例えば、複数人でいる飲み会の席で隣に座ってみたり、ちょっとボディタッチをしてみたり、もう一軒誘われても断って帰ってみたりとか。それ以外にもいろいろな方法があると思いますが、そういったものは恋愛テクニックに詳しい先生の記事に譲りたいと思います。

つかず離れずの距離感

恋人になった後なら、関係性が安定してきたころに、着かず離れずの距離感を保ってみるといいかもしれません。男性が相手への関心が薄れるパターンで多いのは、「この人は自分のところからいなくならない」と安心しきっている時か、「この人は自分にまったく関心がなくなった」と諦めた時が多いようです。

彼に尽くしすぎて別れを切り出されたという話や、仕事が忙しくて会えていなかったら別れようと言われた話などは、こういったことと関係しています。

男子は案外メンドくさいから

ベッタリで油断させてもダメ。その逆でもダメ。案外メンドくさいのが男心です。だから「仲は良く、お互いに大好きなはずだけれど、ベッタリでもなく、いつ自分のところからいなくなってもおかしくないかもしれない…」という絶妙な距離感ができればいいわけですが、この距離感を作ることが、恋人になった後の駆け引きということになります。好きな相手だとついついベッタリになってしまうし、この距離感を作るのは意外と難しいものです。

何が幸せが考えてみる

最初にも言いましたが、恋愛において駆け引きが必要かどうかというのはよくわからない、というのが私の正直な回答です。駆け引きをするというのは、目的達成のために自分を偽ったり、無理をしたりする側面が出てきます。恋愛の駆け引きはおつき合いが始まった後も、ずっとそうした偽りや無理を続けないといけないという面が出てきます。それで幸せでしょうか?

また男性からしても、「つき合えそうでつき合えない」、「いつ別れてもおかしくない」といった緊張感を強いられ続けるのはしんどいもので、やりすぎると、逆に彼の心が折れて離れていく原因になってしまうでしょう。

自分を偽らず、自然体でいても、それを受け入れてくれる相手はいるはずです。まず自分で納得できる自分の生き方をした上で、そういう人と一緒にいられるからもっと楽しい・安心するという順番のほうが、人生の満足度は上がるような気がします。そういったことも踏まえて、駆け引きをするかしないか決めていただけるといいかなと思います。

ライター:二宮誠 from 6483works
話を聞いた人:柳田正芳
1983年生まれ。中央大学卒業(専攻は社会学)。性に関する世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」の公式委員会YOUTH INITIATIVEのメンバー。思春期若者世代の性の悩み相談が専門。「性」という表立って相談しづらいテーマを扱っている・気長く粘り強く人の相談を聴くなどいくつかの理由から、年代を超えた様々な人から様々な内容の悩み相談を受けている。ほかに、「両親学級」で講師をつとめるなど、民間活動から行政の依頼事業まで幅広く活動している。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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